テレビ質問状:ノンフィクションW「VAMPS、世界に噛みつく」 海外に挑む理由や生きざまに迫る

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 WOWOWは、毎週金曜午後10時に「ノンフィクションW」枠を設け、オリジナルのドキュメンタリー番組を放送中だ。この枠では、見る人を新しい世界へと誘うフルハイビジョンの“ノンフィクションエンターテインメント”番組をWOWOWプライムで毎週、テーマを変えて放送している。11月29日に放送される「VAMPS、世界に噛みつく~HYDEとK.A.Zが目指すメイド・イン・ジャパンの挑戦~」を担当したWOWOW音楽部の高木明菜プロデューサーに番組の魅力を聞いた。

ウナギノボリ

 −−番組の概要と魅力は?

 VAMPSとしては初の本格的なドキュメンタリー番組で、海外に精力的に挑む理由や生きざまに迫ります。欧州ツアーの模様やインタビューなど、なかなか見られない貴重な映像でお二人の魅力を感じていただけると思います。

 −−今回のテーマを取り上げたきっかけと理由は?

 WOWOWでは、2010年、2012年とVAMPSのライブを放送しており、今年もぜひと思っていたのですが、ライブと合わせてドキュメンタリー番組ができたらおもしろいのではと思いました。今回、全曲英語詞のアルバムのリリースやワールドワイドなレーベルからのデビュー、3年ぶりの海外ツアーなど、トピックの多いタイミングでもあり、ROCKに挑み続ける彼らの思いや本質に迫り、L’Arc~en~Cielは知っているがVAMPSは知らないという人もまだ多い中、もっと伝えられたらと思いました。

 −−制作中、一番に心がけたことは?

 VAMPSを知らない方が見ても、ファンの方が見ても、新たな魅力に気づいたり、人間性に引きつけられるような映像、インタビュー内容で構成しました。番組チームは初めてのVAMPSへの密着取材でしたが、あまり詳しくなかった男性スタッフたちが「ホント、かっこいいね……」とすっかりとりこになっているので、スタッフの熱意も伝わると思います。

 −−番組を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったエピソードは?

 2週間4カ国の欧州取材は、調整ごとも多く、アクシデントもあり大変でしたが、取材を重ねることで、お二人の魅力をさらに知ることができ、うれしかったです。現地マスコミの取材に丁寧に答えている姿や、一つ一つのライブに真摯(しんし)に向き合う姿、時にユーモアを交えながら語ってくれたインタビューなど、人となりが伝わってきてとても印象的でした。そんな姿をお伝えできたらと思います。

 −−番組の見どころを教えてください。

 インタビューから、素顔が垣間見えたり、子供のころの夢、VAMPSへの思い、これまでの葛藤、今後の展望など、お二人の神髄を感じてもらえると思います。

 WOWOW 音楽部 プロデューサー 高木明菜

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