錦織圭:デビスカップ前日 対戦カード決まる 「歴史的な勝利を目指して頑張りたい」

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 31日から開催される「男子テニス国別対抗戦 デビスカップ」に出場する錦織圭選手ら日本代表と対戦相手のカナダ代表が、決戦を目前に控えた30日、試合会場となる有明コロシアム(東京都江東区)で記者会見とドロー抽選会に出席した。

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 日本代表を率いる植田実監督は「(ミロシュ・)ラオニッチの欠場が決まったが、カナダ戦に向けて準備してきたことを試合で出すだけ。平常心で戦いたいと思う。いつもと変わらずチャレンジする気持ちを持ち続けたい」と話した。

 その後、ドロー抽選の結果、初日のシングルス第1試合で世界ランキング135位のピーター・ポランスキー選手と対戦が決まった錦織選手は「(ポランスキー選手は)ジュニア時代から親交のある選手なので、お互いのプレースタイルも知っている。やりにくい相手」とコメント。また、カナダ代表のエース、ラオニッチ選手の欠場について聞かれた錦織選手は「欠場には驚いたが、自分のテニスをするということに変わりはない。誰が相手でもシングルスで勝利することが、自分の役割だと思っている。デビスカップはチーム戦なので、いつも以上に気が引き締まる。チームのサポートや、ファンの方々の声援を力に変えて、歴史的な勝利を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。

 そのほか、初日のシングルス第2試合は、添田豪選手がフランク・ダンシェビッチ選手と対戦。2日目は、杉田祐一選手と内山靖崇選手のペアがダニエル・ネスター選手&バセック・ポスピショル選手のペアと対戦。3日目は、錦織選手とダンシェビッチ選手、添田選手とポランスキー選手がそれぞれ対戦する予定となっている。

 一方、対戦相手のカナダ代表を率いるマーティン・ローレンドー監督は「ラオニッチの欠場は痛手であることに間違いはない。しかし、我々はこれまでも数々の苦難を乗り越えてきた。今回も、この状況を乗り越え勝利できると信じている」と前向きに話した。

 初のベスト8入りを目指し日本代表がカナダ代表と戦う大一番「男子テニス国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ 1回戦 日本vsカナダ」は31日~2月2日に有明コロシアムからWOWOWで連日生中継。初日31日は午後0時50分からシングルス2試合を放送する。

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