天才てれびくん:22年目の大幅リニューアル 生放送も導入

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 1993年から放送している子供向け番組「天才てれびくん」シリーズが、22年目を迎える今年、「Let's天才てれびくん」(NHK・Eテレ)として3月31日から大幅リニューアル。番組に出演する俳優の大野拓朗さんと、タレントの虎南有香さんが17日、放送終了後に会見を行った。番組のファンだったという大野さんは「大抜てきに感謝しております。この場を借りて、ありがとうございます!」と、スタッフに呼びかけ、「失敗を恐れない強いハートで、子供たちに影響を残したい。僕の好奇心を見習って自分の引き出しにしてほしい。どんどんいろんな刺激を与えていけたら」と、熱く意気込みを語った。

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 「天才てれびくん」は、「てれび戦士」と呼ばれる子供たちがいろいろなことにチャレンジしていく教育番組。「Let's天才てれびくん」は参加体験型番組として大幅リニューアル。異次元から攻めてくる「異次元獣」を撃退するため、日本各地に生息する「どちゃもん」といわれるオリジナルご当地キャラクターを味方にするため、未来人たちに導かれててれび戦士が奮闘する……というSFファンタジーと“ご当地”が融合したストーリーと、データ放送機能を活用した視聴者参加ゲームを組み合わせて番組を展開。毎週月~水曜日は47都道府県のうち一つをピックアップし、子供たちのロケを通してご当地の魅力を紹介。木曜日は生放送で、視聴者がテレビのリモコンを使ってゲームに参加し、スタジオの出演者とともにミッションをクリアする。

 進行役として番組に出演することについて、「僕はてれび戦士の一員ですね。子供といっしょになって、僕自身も全力で楽しんでます!」とはしゃぐ大野さんに対して、虎南さんは「普段あんまり子供と接する機会がないので、『私って大人なんだ』と確認できる場所です」と真逆の感想を語って会場の笑いを誘っていた。番組はEテレで毎週月~木曜午後6時20分から放送。

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