ぴなメイドな生活:桐生ダイゴくん

 
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 ご主人様、お嬢様はじめまして! 初めてコラムを書かせていただきます。ぴなふぉあ3号店でお給仕中のアクションツインテール新人メイド! のぞみと申します(*`ω´)・

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 今回は、のぞみが大!大!大大大好きなスーパー戦隊シリーズ第37作目の「獣電戦隊キョウリュウジャー」の主人公! 竜星涼くん演じる牙の勇者キョウリュウレッド、キングこと桐生ダイゴくんについてお話ししようと思います!

 持ち前の人並外れた身体能力から繰り出される危険を省みない、まるで獣のような戦闘スタイル。何があっても仲間を信じ時に非情なまでに悪を決して許さない正義の心。幼いころ別れた父親が示した竜の道へ真っすぐ突き進む志の強さ。そしてどこへ行っても自称だけでなくみんなにキングと呼ばれるゆえんである器の大きさとマルチな才能。常に自然体で何事にも好奇心旺盛でユニークな人間味。太陽のような笑顔で人を引きつけてやまないカリスマ性と、弱冠20歳にして彼はもはや人の形をした宗教です。

 ダイゴくんはこの争いの絶えない薄汚れた世界を浄化するために舞い降りた天使様かな……と割と本気で思っています。彼を空想の生物に例えてしまうのには私の盲信だけではなく、彼は赤ん坊のころ父親に抱かれながら共に世界中を旅している途中、大地の裂け目から漏れ出た光を父親と共に浴びたため地球のメロディーが聞けるようになり、それにより地球に愛され共に生きる元来特別な存在であることが後々物語の中で分かったため、生物学上は人間なのですがつい神聖化してしまうのは仕方のないことです。

 しかしどんな人にも光あれば闇あり……どちらも知りたいと思うのがヲタクのさが! 1年間必死に桐生ダイゴくんを追ってきましたが、いまだに彼がどんな人なのか分からないまま作品が終わってしまいました……。

 結局私の妄想に過ぎないのですが、ストーリーの中で個人的に衝撃だった彼についての事柄があります。

 「怖いものがない」「これといって好きなものがない」「神頼みをしない」「幼いころ経験できなかった楽しいクリスマスを過ごす他の家族を見てうらやむのではなく、平和を守りたいと決意した無意識な自己犠牲」……。

 怖いものがないことについては、キョウリュウグレー(鉄砕)の試練で1度キョウリュウジャーを追放されたことにより仲間を失うことの怖さを知ってさらに強くなるのですが、ほかの三つの項目に関しては謎のままで、ダイゴくんはこういう人だよね、生い立ち上仕方ないよねと片づけてしまうには重く、個人的には人として致命的な欠陥ではないのか、人よりたけているものが多い分、欠けているものも多いのではないのか、ととても考えさせられました。

 天使は人を幸せにします。では誰が天使を幸せにするのでしょうか。命をかけて世界を救ってもなお続く彼の冒険がブレイブがこれからも輝き続けますように……。私もぴなふぉあ3号店で、ダイゴくんのようにご主人様とお嬢様を笑顔に幸せにできるようブレイブに頑張ります!

 萌えて驚けー・メイドの勇者! のぞみ! ちゅどーん!(ピンク色ナパーム)

 ◇著者自己紹介

 ぴなふぉあ3号店のアクションツインテール新人メイド! 特撮とプリキュアとラルクが大好き。

 ※このコラムでは、一部特殊な表現が使われていますが、コラムの趣旨に則り、できるだけ原文のままの表現としています。(編集部)

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