俳優の水谷豊さんが2015年のゴールデンウィークに公開される映画「王妃の館」の主演を務めることが5日、明らかになった。浅田次郎さんの小説が原作で、水谷さんは天才売れっ子作家の北白川右京を演じる。人気ドラマ「相棒」(テレビ朝日系)で杉下右京を演じている水谷さんは「右京という名前にこだわりすぎて、あえて名前を変えるのは原作にも失礼だと思いましたし、『相棒』と『王妃の館』はまったく別の作品。この作品は、そういう小細工をしてはいけない作品だと思って取り組みました」と話している。
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原作者の浅田さんは「相棒」の大ファンだといい「これは偶然の一致だったんです。右京という役名は、僕が原稿を書いたときには、水谷豊さんが演じることを想定して書いていませんでしたから、水谷さんが演じることが決まったときは、運命のようなものを感じました。ただ、普段『相棒』シリーズに親しまれている方は、かなり度肝を抜かれるかもしれませんね(笑い)」とコメントを寄せている。
「王妃の館」は、パリで300年の伝統があり「王妃の館」と呼ばれるホテル「シャトー・ドゥ・ラレーヌ」を舞台に、作家の北白川右京ら個性的な面々がドタバタに巻き込まれる……というコメディー。北白川右京は、倒産寸前の旅行会社が企画したツアーの参加者という設定。
撮影は20日間、パリで行われたといい、水谷さんは「パリに22泊もしたんです。とても素晴らしかったですね。パリに行くのは、25年ぶりでしたが、かつては英語など誰も使おうとしなかったのに、今では文化や時流が変わったのか、若い方は皆進んで英語を使うんですね。そういう面でもすごく過ごしやすかったです」と振り返っている。
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