深田恭子:初の弁護士役で連ドラ主演 寺島しのぶとバディに

10月スタートの連続ドラマ「女はそれを許さない」(TBS系)で主演を務める深田恭子さん
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10月スタートの連続ドラマ「女はそれを許さない」(TBS系)で主演を務める深田恭子さん

 女優の深田恭子さんが10月スタートの連続ドラマ「女はそれを許さない」(TBS系)で主演し、弁護士役に初挑戦することが1日、明らかになった。深田さんと弁護士役でタッグを組むのは寺島しのぶさんで、民放連続ドラマ6年ぶりの出演となる。トラウマから法廷に立てなくなった“ペーパー弁護士”岩崎麗を演じる深田さんは「弱きを助け、依頼人の再チャレンジに手を差し伸べていく主人公、麗を演じられることを楽しみにしています」と意気込んでいる。

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 ドラマは、それぞれの事情から法廷に立てなくなったペーパー弁護士と“セレブ弁護士”の1人では戦えない2人がバディを組み、仕事に人生に格闘するヒューマンドラマ。寺島さんは弁護士会を追われたセレブ弁護士・海老沢凛香役で出演する。

 寺島さんは凛香の役どころについて「したたかに頭を使って生きている人だと思います。こういう人ほどふとした隙間(すきま)にそこはかとない孤独な風が吹いているのかとも思っています」とコメント。深田さんとのバディに「2人でやっと1人の人間が完成する。ないものを補い合う関係になっていくのではないでしょうか」と期待を寄せている。

 深田さん演じる麗は、弁護士になって初めての裁判で自分のミスから依頼人を傷つけ、トラウマを抱えたまま弁護士を辞め、400万円の借金を抱えながらむなしい日々を送っていた。一方、手島さん演じる凛香は、ある案件で使った強引な手段が明らかになり、大手事務所をクビになった上、弁護士会を退会したことで法廷に立てなくなってしまう。手腕はあるのに弁護士として活動できない凛香は、ふとしたことで知り合った麗に目をつけ、麗を思い通りに動かすことで、自分の弁護士資格を取り戻そうとする……というストーリー。

 映画「ニライカナイからの手紙」「君に届け」などで知られる熊澤尚人監督が初のテレビドラマの演出を務め、映画「ソラニン」や「凶悪」などの高橋泉さんが脚本を担当する。溝端淳平さん、吉沢悠さん、加藤雅也さん、竹中直人さん、松重豊さんが出演する。ドラマは10月21日から毎週火曜午後10時放送。

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