8日に発表された6、7日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、「STAND BY ME ドラえもん」が約27万1100人を動員し、5週連続で首位を獲得した。興行収入は約3億7400万円を記録し、累計では動員484万人、興収64億円を突破した。前週から続き2位はモンキー・パンチさんの人気マンガを実写化した「ルパン三世」で、約21万2500人を動員、興収は約2億8300万円で、累計興収は10億円を突破した。前週5位だった佐藤健さん主演の「るろうに剣心 京都大火編」は後編となる「伝説の最期編」の公開(9月13日)を前に3位にランクを上げた。
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新作では、全国198スクリーンで公開され、動員約9万4300人(興収約1億2200万円)を記録したサスペンス・アクション「フライト・ゲーム」が5位に初登場した。また唐沢寿明さん主演の「イン・ザ・ヒーロー」は8位に初登場。約3万5500人を動員し、興収は約4700万円だった。
「STAND BY ME ドラえもん」は「のび太の結婚前夜」や「さようなら、ドラえもん」といった原作の名エピソードを基に、ドラえもんとのび太の出会いから別れまでを一つの物語として描いている。「friends もののけ島のナキ」を手がけた山崎貴さんと八木竜一さんのコンビがダブルで監督を務め、俳優の妻夫木聡さんが大人になったのび太の声を演じている。
「イン・ザ・ヒーロー」は、アクション映画やヒーロードラマを支える裏方や俳優を描き、唐沢さん扮(ふん)するベテランスーツアクター本城渉が、アイドル俳優・一之瀬リョウ(福士蒼汰さん)との対立と和解をへて、ハリウッド大作アクション映画の危険な殺陣を演じるよう指名されるというストーリー。「フライト・ゲーム」は乗客乗員146人を乗せ、大西洋上空の高度1万メートルを飛ぶ旅客機を舞台に、突然届いた脅迫メールと予告通りに始まった連続殺人を追う航空保安官の活躍を描いている。
1位 STAND BY ME ドラえもん
2位 ルパン三世
3位 るろうに剣心 京都大火編
4位 ホットロード
5位 フライト・ゲーム
6位 LUCY/ルーシー
7位 トランスフォーマー/ロストエイジ
8位 イン・ザ・ヒーロー
9位 思い出のマーニー
10位 ポケモン・ザ・ムービー XY 「破壊の繭とディアンシー」
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