俳優の中井貴一さんが9日、東京都内で行われた主演映画「柘榴坂の仇討」(若松節朗監督)のプレミア試写会に共演者らと登場。主人公の志村金吾役を演じる中井さんは、映画の内容にちなんで現代の日本の侍を聞かれ、促される形で全米オープンテニスで準優勝した錦織圭選手を挙げ、「絶対に日本の男子が無理だと言われていた中で(決勝に)入ったので素晴らしいと思う。でも、彼はまだ『夢の扉』を開いたところだと思うので、これから(勝つのが当たり前で)負けてニュースになる選手になってほしいなと思います」とナレーションを務める同名番組にかけながら語った。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
続けて中井さんは「僕もテニスをやっていたけど、コートの中の孤独感は半端じゃない。彼らのテニスのレベルというのは超人級のテニス。神様に与えられたテニスで、体が動く人のみが立てる世界」と賞賛した。この日は中井さんのほか、阿部寛さん、広末涼子さん、真飛聖さん、 若松監督、原作者の浅田次郎さんらが出席。中井さんは、役に入り込むため、阿部さんと現場でほとんど口を聞かなかったというエピソードに触れ、「本当に、ひさびさに寂しいと思いました」と語り会場の笑いを誘った。
同作は浅田さんの短編集「五郎治殿御始末」(新潮文庫)の中の一編「柘榴坂の仇討」が原作。彦根藩士の志村金吾(中井さん)が桜田門外で殺害された主君・井伊直弼の刺客を明治に入っても捜し続け、ついに仇(かたき)の水戸藩浪士・佐橋十兵衛(阿部さん)を見つけ出す……というストーリー。20日から全国で公開。
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の大ヒット御礼舞台あいさつが12月23日、東京都内で開かれた。イベントでは…
東宝の2025年の配給作品ラインアップ発表会が12月23日、TOHOシネマズ 日比谷(東京都千代田区)で行われ、2024年の興業収入などが発表された。市川南取締役専務執行役員は、…
2012年から7シリーズにわたって放送されたテレビ朝日系の人気ドラマの完結作となる映画「劇場版ドクターX」(田村直己監督)のクランクアップ写真が公開された。主演の米倉涼子さんをは…
俳優の米倉涼子さんが12月22日、東京都内で行われた主演映画「劇場版ドクターX FINAL」(田村直己監督)の“舞台あいさつFINAL”に登場。イベント終盤にあいさつを求められた…
花沢健吾さんのマンガが原作の映画「アンダーニンジャ」(福田雄一監督、2025年1月24日公開)の新キャストが発表された。津田健次郎さんが、謎の存在「アンダーニンジャ(UN)」の声…