キングオブコント:「さらば青春の光」ら10組が決勝進出

1 / 49

 コント日本一を競う「キングオブコント2014」のファイナリスト10組が10日、決定した。準決勝に進出していた71組の中から決勝出場3回目となる「さらば青春の光」のほか、「リンゴスター」(決勝出場は初、以下決勝出場回数)、「犬の心」(初)、「ラブレターズ」(2回目)、「バンビーノ」(初)、「ラバーガール」(2回目)、「アキナ」(初)、「巨匠」(初)、「チョコレートプラネット」(2回目)、「シソンヌ」(初)が選出され、「7代目キング」の称号と賞金1000万円を目指して決勝で激突する。

ウナギノボリ

 この日、赤坂BLITZ(東京都港区)で決勝進出者の発表が行われた。前回まで8組だった決勝出場組数が、今回から10組になり、決勝はすべて「一騎打ち方式」で勝敗を決める。この日、対戦順の抽選会も行われ、1試合目は「シソンヌ」(先攻)対「巨匠」(後攻)、2試合目は「ラバーガール」(先攻)対「リンゴスター」(後攻)、3試合目は「バンビーノ」(先攻)対「さらば青春の光」(後攻)、4試合目は「ラブレターズ」(先攻)対「犬の心」(後攻)、5試合目は「チョコレートプラネット」(先攻)対「アキナ」(後攻)となった。芸人審査員101人が判定し、司会は「ダウンタウン」が務める。

 3度目の決勝進出を決めた「さらば青春の光」は「去年はいろいろあった。ちょっとはげてきたんですよ」とこぼしながらも、決勝進出を喜んだ。「犬の心」の押見泰憲さんは、決勝進出を決めて、「すごくぼくらのことをなめている後輩が多い。ほんのちょっと気を使ってください」と叫び、相方のいけや賢二さんはしゃべることができず号泣し、「娘と嫁に伝えたい」と叫んだ。「シソンヌ」は、決勝進出者を見渡し、「ぱっと見全員、『誰だおまえら?』って感じ。もうないと思っていました。うれしいです。頑張ります」と喜び、「チョコレートプラネット」は「よっしゃよっしゃよっしゃー!」と絶叫した。

 「キングオブコント」は、2008年から毎年行われているお笑いコンテストで今回が7回目。2人以上のユニットならプロアマ問わず芸歴の制限なく出場可能で、これまでに「バッファロー吾郎」「東京03」「キングオブコメディ」「ロバート」「バイきんぐ」が優勝しており、昨年の大会では「かもめんたる」が6代目キングの座を勝ち取った。今年は2810組がエントリーし、6月末に大阪で行われた1回戦を皮切りに予選がスタートした。

 決勝の模様は、10月13日にTBS系で午後8時から同10時54分まで生放送する。

写真を見る全 49 枚

テレビ 最新記事