鈴木福:来日の子役と“腕くらべ”も「負けちゃいました」

映画「天才スピヴェット」舞台あいさつに登場したカイル・キャトレット君(左)と鈴木福君
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映画「天才スピヴェット」舞台あいさつに登場したカイル・キャトレット君(左)と鈴木福君

 人気子役の鈴木福君が27日、第27回東京国際映画祭が開催中の六本木ヒルズ(東京都港区)で行われた映画「天才スピヴェット」(ジャン=ピエール・ジュネ監督)の舞台あいさつに登場。来日した同作の主役で10歳の天才少年役を演じているカイル・キャトレット君が得意というカンフーのパフォーマンスを見せると、福君はけん玉の技を披露。練習しているという技に数回挑戦したが失敗し、「(キャトレット君に)カッコいいところを見せられなくて……負けちゃいました」と“完敗”を認める一幕もあった。 

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 カイル君は総合格闘技の10歳以下の大会で3年連続世界チャンピオンという経歴があり、福君は、カイル君の三節棍(さんせつこん)やヌンチャクなどのパフォーマンスを「すごかったです。さすが世界チャンピオンだと思いました」と絶賛。自身のけん玉については「緊張しまくってて、やばいです。足が震えています」と明かした。また、惜しくも成功しなかったものの、カイル君も福君のけん玉について「すごく良かったです」とたたえた。また映画について鈴木君は「発見と驚きが詰まったおもちゃ箱のような映画です」と紹介した。

 映画は、10歳の天才科学者、T.S.スピヴェット(キャトレット君)が権威ある科学賞の授賞式でスピーチするため、バラバラになった家族に黙って1人でモンタナの牧場からワシントンを目指す……というストーリー。ジュネ監督の初の3D映画となる。11月15日公開。

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