花燃ゆ:ヒロイン・文、若き松陰が日本の明日を見つめる ポスター解禁

2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」のメインポスター
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2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」のメインポスター

 女優の井上真央さんが主演する2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」のメインポスタービジュアルが19日、公開された。井上さんが演じるヒロインの文、文の兄で、伊勢谷友介さん扮(ふん)する吉田松陰らが屋根の上で朝日に照らされながら明日を見つめている……というビジュアルで、12月から全国のNHK放送局や、「花燃ゆ」の舞台地・山口県萩市などで掲出される予定。

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 ポスターには文、松陰に加え、高杉晋作(高良健吾さん)、文の最初の夫となる久坂玄瑞(くさか・げんずい、東出昌大さん)、のちに文と結婚する小田村伊之助(=楫取素彦、大沢たかおさん)が登場。文の人生に関わってくる4人の男性の手には、文が作ったという握り飯がにぎられ、ドラマタイトルの横には、「幕末男子の育て方。」とキャッチコピーが記されている。

 制作統括の土屋勝裕チーフ・プロデューサーは、ポスターについて「若々しく躍動感あふれる幕末の青春群像劇という大河ドラマ『花燃ゆ』の雰囲気を、屋根の上で朝日に照らされながら明日を見つめている若者たちの姿で、表現しました」とコメント。キャッチコピーは「兄・松陰の松下村塾での教育ということだけでなく、文が、志士たちを励ましたり、しかったり、褒めたりしながら、いわば『やる気スイッチ』を押していく姿を、視聴者の皆様に楽しんでいただきたいというメッセージです」と話している。

 「花燃ゆ」は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・文が主役のオリジナル作品。文は長州藩の尊皇攘夷(じょうい)派の中心人物・久坂玄瑞と結婚し、久坂が死去した後は、群馬県初の県令(現在の県知事)の楫取素彦と再婚した人物で、ドラマでは動乱の幕末の長州で、困難を乗り越えて、まっすぐに生きた文の生涯を描く。

  脚本は、ドラマ「1リットルの涙」などの大島里美さんと連続テレビ小説「ぴあの」などの宮村優子さんが担当。音楽は連続テレビ小説「梅ちゃん先生」などの川井憲次さんが手がける。放送は2015年1月4日から。

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