西島秀俊:香川照之と“親子”に 豪華キャストで「流星ワゴン」ドラマ化

2015年1月スタートの新ドラマ「流星ワゴン」に出演する(左から)井川遥さん、西島秀俊さん、香川照之さん、吉岡秀隆さん=TBS提供
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2015年1月スタートの新ドラマ「流星ワゴン」に出演する(左から)井川遥さん、西島秀俊さん、香川照之さん、吉岡秀隆さん=TBS提供

 直木賞作家・重松清さんの小説「流星ワゴン」がTBS系でドラマ化され、西島秀俊さん、香川照之さんら豪華キャストが出演することが26日、明らかになった。家庭が破綻し、職も失った西島さん演じる主人公・永田一雄が人生をやり直すために過去を旅する物語。香川さんは一雄の父親役で、一雄の妻役で井川遥さん、母役で倍賞美津子さん、過去を旅するワゴンの運転手役で吉岡秀隆さんも出演。2015年1月から日曜劇場(日曜午後9時)枠で放送される。

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 西島さんは「原作の面白さに興奮しました。参加することができてとても光栄です」と喜びを語りつつ、豪華キャストについて「香川照之さんが僕の父親役ということにも驚きましたが、一緒に時空の旅をしてくれるのが吉岡秀隆さん、そして妻役に井川遥さんという素晴らしい共演者の方々とのドラマは、出演する側の自分がワクワクさせられています。常に高みを目指す最高のスタッフと、全身全霊を込めて撮影をしている毎日です」とコメントしている。

 原作は累計発行部数100万部を突破する直木賞作家・重松清さんの同名小説。西島さん演じる一雄は、真面目な性格で、妻と息子を大切にしている会社員だが、会社でリストラに遭い、妻からは離婚を切り出され、息子の家庭内暴力にも悩み、「もう死んでもいい」と思ったそのとき、突如、目の前にワゴンに乗った5年前に死んだはずの橋本義明(吉岡さん)とその息子が出現。さらに、確執がある末期がんの父・忠雄(香川さん)が自分と同じ年齢の姿で現れ、奇妙なメンバーで一雄の過去の分岐点をめぐる旅に出る。

 香川さんは「今後私が二度と人生で経験しないであろう『西島さんと親子、倍賞さんと夫婦』という衝撃のキャスティングで送るこの全身全霊のファンタジーで、新年からがっつりと感動していだきたく思っています」とアピール。吉岡さんは「父と子。そして生きている事は素晴らしいと思えるドラマになるよう、地に足をつけて人間くさく演じたいと思います。幽霊の役ですが……」とジョーク交じりに意気込んでいる。ドラマは15年1月から毎週日曜午後9時~同54分に放送。初回は拡大版で放送予定。

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