米倉涼子さん主演の連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の最終回90分スペシャルが18日に放送され、平均視聴率は27.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と民放連続ドラマとしては「HERO」(フジテレビ系)が初回でマークした26.5%を上回る今年最高の数字を獲得した。初回から11週連続、全話20%の“大台超え”で、全11話の期間平均視聴率も22.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べから算出)と「HERO」(全11回、平均21.3%)を抜き、こちらも今年最高となった。瞬間最高視聴率は午後10時19分に31.3%を記録した。
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「ドクターX」は、天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩くクールで型破りな天才外科医・大門未知子を通して医療現場を描いた人気ドラマ。2012年にシーズン1、13年にシーズン2が放送され、高視聴率を獲得。これまでのシリーズ最高視聴率は昨年のシーズン2最終回で記録した26.9%(シーズン1最高は最終回24.4%)だったが、今シーズン最終回でそれを上回り、自己最高を更新した。
第3弾となる今シリーズは未知子が日本医学界の頂点に君臨する「国立高度医療センター」に派遣され、日本の東西を代表する「東帝大学病院」と「西京大学病院」の覇権争いに巻き込まれながら、“史上最大の戦い”を繰り広げた。
最終回は90分のスペシャル版で、未知子は人知れず倒れた師匠・神原晶(岸部さん)のオペに挑むが、すでに病状は悪化。手術適応外の状態となっていた晶は、自らの寿命を悟り、愛すべき弟子に「失敗させたくない」という思いから、未知子による執刀を拒絶する。それでも未知子は自らの強い希望でメスを握り、オペに取りかかるが……という展開だった。
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