錦織圭選手:全豪テニス3回戦進出で「調子が上がってきた」

全豪オープンテニスの男子シングルス3回戦に挑む錦織圭選手 写真:AP/アフロ
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全豪オープンテニスの男子シングルス3回戦に挑む錦織圭選手 写真:AP/アフロ

 テニスの錦織圭選手が24日、今シーズンの最初のグランドスラム(4大大会)となる全豪オープンテニスの男子シングルス3回戦(WOWOWで生中継)に挑む。2回戦でクロアチアのイバン・ドディグ選手に勝った錦織選手は、3回戦で米国のスティーブ・ジョンソン選手と対戦。「調子も上がってきています」と話す錦織選手に2回戦を振り返ってもらいながら、3回戦の意気込みを聞いた。2月1日までの大会期間中、WOWOWライブで連日生中継する。

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 現地にて錦織選手にインタビューを行った。

 −−2回戦では、相手がプレッシャーをかけてきたのに対し、慌てることなく落ち着いてプレーしているように見えたのですが、いかがでしたか?

 最初は特にリターンでけっこう押される場面が多かったので、サービスゲームですごいプレッシャーをかけられてブレークされてしまいました。ただ徐々にサーブも良くなって相手のリターンもそこまで深く入ってこなくなったので、少しストローク戦で落ち着きました。ストローク戦に持ち込めば結構ポイントも取れていたので、相手のサーブを読んだり、しっかりリターンすることと、セカンドサーブは結構攻めることができていたので、うまく攻撃的な相手に対して対応できていたと思います。

 −−暑さもありましたし、「今年はサーフェスが速い」とおっしゃっていましたけど、ほかの大会よりも調整の難しさがある?

 暑かったので、集中しなきゃいけない時になかなか完全に集中できていなかったり、少しふらふらしているような時もあったので、もちろんやりにくかったです。サーフェスにはだいぶ慣れてきたので、大丈夫かなと思います。

 −−第4セット、最後追いついたリターンゲームでしたけど、あの時の気持ちは?

 気持ち的にはもうファイナルの準備をしながらゲームに臨んだので、もちろん取れればいいなと思っていたんですけど。サービスも4セットは調子が上がってきていましたし、簡単に取れそうな感じでもなかったので、タイトなポイントになって、ストローク戦で打ち勝って、その数ポイントは集中してリターンも入ったので取れたと思います。

 −−コーチのマイケル・チャンさんとのコンビも2年目になりますが、どのようなことを学びたいと思いますか?

 彼から学べることはまだまだたくさんあると思うので、何ってわけではないですけど、対戦するにあたって相手のアドバイスだったり、戦術、攻め方だったりも教えてくれるので、そういうところも助かっています。

 −−1、2回戦を通じて、ここまでの戦い方を自分でどう評価していますか?

 100%とはいいませんけど、調子も上がってきていますので、やっぱりどんな試合でもこうやって勝っていくことが一番なので、その中でも調子を上げていければ、こうやってタフな試合を勝って自信をつけていくのも大事なので、まずは2試合勝ててほっとしています。もちろん今日の相手も何回か対戦して、3、4回目なので戦術だったり、彼の得意なところを読んでいても、相手が戦術を変えてきたり、なかなか毎回同じようにはいかないので、作戦は皆変えてきていると思います。

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