日本テレビ:ネットフリックス参入に「市場の活性化」期待

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 日本テレビの大久保好男社長は23日、東京・汐留で行われた定例会見で、今秋に日本に参入する米動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」について「日本におけるSVOD(定額制動画配信)の市場を活性化し、注目されるということはあると思う。市場の活性化を自分たちの事業に生かしていきたい」とコメントした。

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 大久保社長は「ネットフリックスからのコンテンツ提供の申し出はない」としながらも「コンテンツ提供だけではなくて事業にプラスに働くのであれば、真剣に検討したい」と話した。日本テレビは、「Hulu」を昨年春に買収し、SVOD事業に乗り出している。

 ネットフリックスは、テレビドラマやドキュメンタリー、コメディー、同社が独自に制作したコンテンツを月々定額で提供する世界最大規模のエンターテインメント動画配信サービス。会員数は世界約50カ国で5700万人。日本の動画配信サービスとしては「Hulu」やNTTドコモが提供する「dビデオ」、「U-NEXT」などがある。

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