市原悦子&樹木希林:個性派二大女優が初共演

左から、河瀬直美監督と映画「あん」に出演する樹木希林さん、市原悦子さん
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左から、河瀬直美監督と映画「あん」に出演する樹木希林さん、市原悦子さん

 女優の市原悦子さんと女優の樹木希林さんが映画「あん」(河瀬直美監督、6月公開)で初共演を果たしていることが25日、分かった。市原さんは「お互いに50年以上役者の仕事をしてきたのに、これまで一度もご一緒しませんでした」と振り返り、「撮影を待つ間も楽しかったです」とコメントを寄せている。

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 市原さんは、樹木さん演じる元ハンセン病患者の主人公・徳江と親友の佳子を演じており、同映画の出演について「(河瀬監督と)私の家の近くのホテルでお会いしました。樹木さんから、佳子役は市原でどうかとすすめられたと、おっしゃっていました」と、樹木さんが市原さんとの共演を提案した経緯も話している。

 同映画は、ドリアン助川さんの小説が原作。犯罪歴がある千太郎が店主のどら焼き屋「どら春」で働くことになった元ハンセン病患者の徳江。徳江が作る粒あんが好評で繁盛していくが、ハンセン病患者と分かり、「どら春」を追いやられる……というストーリー。

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