BS11:麹と向き合う元原発技術者 米国詩人が聞く ウィークリーニュースONZE

酒造りについて語る西田酒造店社長・西田司さん(左)と詩人のアーサー・ビナードさん
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酒造りについて語る西田酒造店社長・西田司さん(左)と詩人のアーサー・ビナードさん

 BS11の報道番組「ウィークリーニュースONZE」は12日、米国生まれの詩人、アーサー・ビナードさんが、伝統や文化を守る日本人に会いに行くシリーズ「アーサー・ビナードの日本人探訪」で、元原子力発電の技術者から青森の酒蔵の社長となった男性の生き方を紹介する「麹の声に耳を傾ける“最先端”の技術者」を放送する。

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 シリーズは、日本語で詩を書く米国生まれの詩人、ビナードさんが伝統文化を守る日本人に会い、その言葉と写真で伝えていく。1回目の今回は、青森市内唯一の蔵元・西田酒造店の5代目社長・西田司さんを紹介する。

 西田さんは、福井県敦賀市に建設された高速増殖炉「もんじゅ」で、熱交換システムを設計した技術者だったが、23年前に妻の実家である酒造店を継ぎ、酒造りの道へと進んだ。そこで酒を醸し出す麹や酵母といった微生物と出会う。その小さな生物たちのために、酒蔵の伝統技術に加え、技術者として学んだ最先端技術による温度管理を行い、深い愛情を込めて育てていく。そんな西田さんに、ビナードさんが酒造りへの思いを聞いた。

 放送は12日午後6時から、キャスターは元村有希子・毎日新聞編集委員と田野辺実鈴さん。コメンテーターはジャーナリストの山路徹さん。

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