11日に発表された9、10日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、ディズニーの名作アニメーションを実写映画化した「シンデレラ」が3週連続で首位を獲得した。同作は昨年大ブームとなった「アナと雪の女王」のその後を描いた短編アニメ「アナと雪の女王/エルサのサプライズ」との同時上映。累計動員数は267万人で、累計興行収入は33億円となった。
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2位は先週、初登場で4位だった「映画 ビリギャル」。女優の有村架純さんを主演に起用し、累計90万部を突破した坪田信貴さんのベストセラー「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」を実写化した作品で、累計興行収入は12億円に達した。3位は青山剛昌さんのマンガが原作の人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版アニメ最新作「名探偵コナン 業火の向日葵」だった。
初登場作品では、7位に水城せとなさんの同名マンガが原作の「脳内ポイズンベリー」がランクイン。真木よう子さんが主演で、携帯小説家のアラサー女性が年下と年上、2人の男性との関係に悩みながら自身の生き方を見つけていくまでを描くラブコメディー。全国316スクリーンで公開され、土日2日間での動員数は約9万人、興行収入は約1億2000万円だった。また、ほかの初登場作品では、トップ10入りは逃したが13位に杉浦日向子さんのマンガが原作の劇場版アニメ「百日紅(さるすべり)~Miss HOKUSAI~」が入った。江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の娘のお栄やその周辺の人間模様を描いた作品で、お栄の声を女優の杏さんが担当している。
1位 シンデレラ
2位 映画 ビリギャル
3位 名探偵コナン 業火の向日葵
4位 ワイルド・スピード SKY MISSION
5位 映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~
6位 ドラゴンボールZ 復活の「F」
7位 脳内ポイズンベリー
8位 龍三と七人の子分たち
9位 寄生獣 完結編
10位 フォーカス
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