水曜日のダウンタウン
名探偵津田"長袖"SP
12月3日(水)放送分
お笑いコンビ「オードリー」の春日俊彰さんの約2年にわたるボディービル挑戦を追った番組「炎の体育会TV」(TBS系)の2時間スペシャルが、23日放送される。企画のスタートから春日さんに密着し、「春日さんにとってボディービルは、いいことずくめとは言わないまでも、得することの多いベストの企画だった」とも振り返る番組担当ディレクターの高木剛さんに、春日さんの素顔と、競技挑戦への舞台裏を語ってもらった。
あなたにオススメ
朝ドラ「ばけばけ」徹底特集! 高石あかりがヒロインに
春日さんのボディービル挑戦の企画が、本格的に始動したのは2013年春頃のことだった。以降、週3~4日ほどのペースでスポーツジムに通い続け、昨年5月に行われたボディービルの大会「東京オープンボディビル大会」では、ボクシングで言うところの「スーパーヘビー級」にあたる「75キロ超級」でエントリー。予選敗退を喫するものの、その後もジム通いは続けられ、今月10日に開かれた同大会では「75キロ以下級」で再チャレンジ。5位入賞というリベンジを果たした。
企画立ち上げ当初は「春日さんも『面白いだろうな』くらいの感覚だったと思う」と話す高木さん。「皆さん勘違いなさっているようですが、春日さんはストイックキャラではない」と前置きし、「ご存じのように春日さんの住む部屋にはフロがない。ボディービルは体を鍛えますから当然汗をかくので、ジムにはすごくいかしたシャワールームやサウナ、フロがあるんですね。春日さんにとってジムは、体をキレイにするのにこの上ない恵まれた環境が整っていた。途中からジム通いはフロ目的というか、生活サイクルの一部になっていたはず」と語る。
また高木さんは「春日さんはもともと“ドM”で、春日さんのM気質が企画にハマったのも大きかった」ともコメント。その上で「もちろん食事制限とか大変な思いをしたと思うし、本当に頑張ってはいました。その努力は並大抵のものではなかったですし、普通の人ではありえないもの。でも春日さんは、その普通じゃない部分を『みんなに笑ってほしい』と言うんですよね。『お前、何やっているんだ』って突っ込まれたいらしくて」と感心する。
努力の甲斐あって春日さんの体脂肪率は、企画スタート時の25.6%から10.8%まで減り、2年目の「東京オープンボディビル大会」で5位入賞と結果も残した。高木さんは「1年目は相当つらかったと思いますし、2年目に関して僕らも無理強いはしなかったので、この結果はまさにミラクル。ボディービルって通常5~10年かけて体を仕上げるんですけど、春日さんは2年でやってしまった。実際にボディービル業界から『すごい』って声が上がりましたが、本人はとんでもないことをやったという感覚はない」と話す。
高木さんは「実はこの企画はお笑い芸人にとってデメリットしかない」と明かすと「筋肉をつけたあと減量が必要だから、水分がとれないので声も出なくなる。しょっちゅう眠くなるらしくて頭も回らない。なのに春日さんの場合だと『声、小さい!』とか突っ込まれて笑いになる。そういう意味でもベストの企画なんです」とあきれ顔。さらに「春日さんが最近よく口にするのが『ボディービルダーが漫才をやっている』『ボディービルダーがひな壇に座っている』って言葉で、それを『みんなにも笑ってもらいたい』って言うんです」と「笑い」に対するブレない姿勢も明かしてくれた。
ボディービルと同じく番組企画で始めた水泳競技「フィンスイミング」では日本代表にも選出。いまや「アスリート芸人」としての地位を確立しつつある春日さんだが、高木さんは「6月にはフィンスイミングの大会がありますが、春日さんにとっていわばプール通いもフロ。『浴びてきます』って言ってプールに行くくらいですから(笑い)。とにかく収録後にフロが付く仕事が大好きなので、春日さんの中では、渓流下りとかの“水モノ”企画くらいの感覚かもしれませんね」と笑っていた。
「炎の体育会TV 2時間SP」は、23日午後6時55分から放送される。
カーマニアのお笑いコンビ「おぎやはぎ」がゲストの「愛車遍歴」に迫る、「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!」(BS日テレ、土曜午後9時)。12月6日は、初代レガシ…
放送も残すところあと2回となった横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)で、視聴者の熱い視線を集めているのが、一橋治済を演じる生…
テレビ東京の人気情報バラエティー番組「出没!アド街ック天国」(土曜午後9時)。12月6日の放送では、「一都三県!門前町」と題して東京、神奈川、埼玉、千葉の神社仏閣と門前町を特集す…
人気グループ「SixTONES」が、大みそかに放送される「第76回NHK紅白歌合戦」に白組歌手として出場することが12月6日に発表された。2020年(第71回)、2021年(第7…
2025年12月06日 12:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。