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11月21日(木)放送分
女優でタレントの黒柳徹子さんが司会を務めるトーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)が27日の放送で1万回を迎えることについて、同局の吉田慎一社長が26日の定例会見で「ここまできた理由は黒柳さんの才能、お人柄を含めまして、そこにつきると思う。テレビ朝日としても会社の宝だなと感じている」と感謝の念を表した。
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吉田社長は「毎日やっても10年で3650回ですから、1万回というのはどれほどすごいか、想像を絶する。彼女自身も1万回、皆さんが出てくださったからだと総括していらっしゃるが、気取らずに包容力がある、かつ気配りの利いた、非常に好奇心にあふれたパーソナリティーがあって初めて成立したものだと思っている」と評した。
平城隆司常務も「とにかく何といっても徹子さんの人柄。そしてお元気で1万回の収録を一度も欠席されていない。これもすばらしいことですし、いろんな方々が出ていただける。ハリウッドスターや他の番組にはなかなか出てくださらない方も『徹子の部屋』には喜んで出ていただけた」と説明。「ご本人は『まだまだ。90歳まで』とおっしゃってますが、90歳と言わず、できる限り、1万2000回でも1万5000回でもやっていただければと思っている」とさらなる大記録に期待した。
「徹子の部屋」は、1976年2月2日に放送を開始し、今年で放送40年目に突入した国民的長寿番組。放送8961回を迎えた2011年4月27日には、同一司会者による最多放送記録としてギネス世界記録に認定された。芸能、スポーツ、医学、文化人など国内外からさまざまなジャンルの人々をゲストに迎え、初回は故・森繁久彌さん、1000回目は国文学者の故・物集高量(もずめ・たかかず)さんと久米宏さん、5000回は高橋英樹さん、9000回は織田裕二さんが出演した。
番組は月~金曜正午に放送。1万回目の27日は1時間に枠を拡大し、黒柳さんと親交の深い近藤真彦さんと「少年隊」の東山紀之さんがゲストとして登場する。
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