フジテレビ亀山社長:4月期大改編も「予想以上に苦戦」 7月期ドラマは若手抜てき

フジテレビの亀山千広社長
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フジテレビの亀山千広社長

 フジテレビの亀山千広社長は29日、同局の定例会見で4月期の大改編の手応えについて「2カ月で満足のいく結果が出ていない。厳しいとは思っていたし、リスクを伴う改革ってそういうものだと思う。予想以上に苦戦している」としながらも、「番組を作っている諸君がフラストレーションがたまっていると思うが、思いっきり発想の転換をしてほしい」とはっぱをかけた。

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 同局は4月の改編で、全日帯(午前6時~深夜0時)は36.6%、ゴールデン帯(午後7~10時)は43.8%、プライム帯(午後7~11時)は42.9%という異例の“超大幅改編”を実施した。

 次の7月期のドラマについては「30代のプロデューサーをどのドラマにも抜てきした。未来に向けて球を投げるという姿勢は評価できる。少しでも成功体験を積んで、いい意味の勘違いをしてくれるプロデューサーが増えてほしい」と期待を寄せた。「フジテレビのドラマはキラキラしていてほしい。30代の若手はフジのキラキラを見て育ってきたと思うので、感覚的に分かってくれるんじゃないかなと思う」と語った。

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