新垣隆:“自伝的”告白本を出版 佐村河内氏との18年間の共同作業も語る

新垣隆さんの書籍「音楽という<真実>」の書影
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新垣隆さんの書籍「音楽という<真実>」の書影

 作曲家でピアニストの新垣隆さんの初の書籍「音楽という<真実>」が発売されることが3日、明らかになった。新垣さんが自身の言葉でこれまでの人生を振り返る“自伝的”告白本で、「ゴーストライター騒動」として世間をにぎわせた佐村河内守さんとの18年間におよぶ共同作業の真実も語られているという。

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 書籍は、佐村河内さんの「ゴーストライター」であることを告白した2014年2月の記者会見での出来事をプロローグに、7章仕立てで構成。佐村河内さんとの出会いや印象、ゴーストライターを引き受けるに至った経緯、「なぜ断ることができなかったのか?」まで、佐村河内さんが新垣さんに語った言葉も交えて記されている。

 そのほか、ベートーベンに憧れ、作曲家を志すようになった少年時代、音楽三昧の高校・大学生活、現在の活動や将来の夢、恋の話にも言及している。価格は1300円(税抜き)。17日発売予定。
 

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