俳優の内野聖陽さんが主演した舞台「禁断の裸体」が27日、WOWOWで放送されることが明らかになった。舞台には寺島しのぶさん、池内博之さん、野村周平さんらも出演。内野さんと、演出を務めた三浦大輔さんのインタビューも放送する。

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　「禁断の裸体」は、家族の崩壊、男女の愛と性、モラルにとらわれることへの警鐘、死への恐怖と生への執着などのテーマが描かれており、ブラジル演劇の先駆者と評されるネルソン・ロドリゲスさんが書いた戯曲。1973年に映画化もされ、ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞するなど、各国の映画祭で好評を博した。

　演出に関して三浦さんは「堅苦しい翻訳劇ではなく、ある種の喜劇だという共通認識のもとに作り上げました」と話し、妻を亡くして失意に沈む主人公エルクラーノを演じた内野さんは「情けなくても必死に生きている男・父親。お客様も、自分にもこういうところある、わかる！と感じて楽しんでいただけたら」と見どころを語っている。

　WOWOWライブで午後10時から放送。