テレビ朝日:4月クール視聴率は2位 「アクセル踏まなくては…」

 テレビ朝日は30日、4月クールの平均視聴率(2015年3月30日~6月28日)が全日帯(午前6時~翌午前0時)で6.7%、ゴールデン帯(午後7~10時)で10.6%、プライム帯(午後7~11時)で10.8%、同局が独自に発表しているプライム2帯(午後11時~深夜1時)で6.7%を記録したと発表。全区分で2位となった。

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 同局は、13年には年間視聴率でゴールデンとプライムで2冠を達成したものの、14年に入ってから失速。同年の年間視聴率は2位となり、日本テレビに3冠を許している。吉田慎一社長は、4月クールの視聴率について「1位とは、差のある2位。これからアクセルを踏んでいかなくてはいけない数字だと思っている」とコメントした。

 一方で、6月に放送されたサッカーW杯ロシア大会アジア2次予選の日本対シンガポール戦や、18日に最終回を迎えた木村拓哉さん主演の連続ドラマ「アイムホーム」などが好調だったことから、吉田社長は「昨年の同時期に比べてゴールデンで0.4ポイント増。プライムも昨年レベルに維持できた。今後につながるクールだったと総括している」とコメント。さらに「ぶっちゃけ寺」「しくじり先生」など新たにスタートした4本のバラエティー番組も好調に推移しているとして、「7月以降、さらに視聴率アップを目指していきたい」と話した。

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