天皇の料理番:最終回自己最高の17.7%で有終の美 瞬間最高20.3%

連続ドラマ「天皇の料理番」の会見に出席した佐藤健さん
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連続ドラマ「天皇の料理番」の会見に出席した佐藤健さん

 俳優の佐藤健さんが主演する連続ドラマ「天皇の料理番」(TBS系)の最終回が12日、90分スペシャルで放送され、平均視聴率は17.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。佐藤さん扮(ふん)する主人公・秋山篤蔵の天皇の料理番としての人生の終幕が描かれ、5日放送の第11話で記録した16.8%を上回り、自己最高を更新し、有終の美を飾った。また瞬間最高視聴率は午後10時21分の20.3%(同)だった。

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 これまでの視聴率は、4月27日に放送された初回が15.1%を記録。第2話11.4%、第3話12.0%、第4話12.7%、第5話14.5%、第6話14.1%、第7話14.9%と推移。第8話で初回を上回る15.3%、「皇居」編に突入した第9話で16.7%となり、第10話は16.1%、第11話は16.8%と好調をキープ。

 「天皇の料理番」は、大正・昭和時代に宮内省大膳頭を務めた秋山徳蔵をモデルにした直木賞作家・杉森久英さんのノンフィクション小説をドラマ化。明治から昭和の激動の時代、料理人になりたいという夢を抱いて田舎から上京した、佐藤さん演じる秋山篤蔵が、妻や家族を愛し、料理を愛し抜きながら、ついには「天皇の料理番」にまで上り詰めていく姿を描いている。

 最終回では、戦後、敗戦国となった日本はGHQ(連合国軍総司令部)による統治を受けることになると、篤蔵(佐藤さん)は、天皇の料理番として果たすべき役割を模索するようになる……という内容だった。

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