BS11:やんばるを守る 沖縄の家族の思い ウィークリーニュースONZE

やんばるへの思いを聞く(左から)アーサー・ビナードさんと伊佐真次さん、真三郎さん親子
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やんばるへの思いを聞く(左から)アーサー・ビナードさんと伊佐真次さん、真三郎さん親子

 BS11の報道番組「ウィークリーニュースONZE」は9日、米国生まれの詩人、アーサー・ビナードさんが、伝統や文化を守る日本人に会いに行くシリーズ「アーサー・ビナードの日本人探訪」で、沖縄本島北部の「山原=やんばる」で先祖を祭る「トートーメー」づくりを受け継ぐ伊佐真次さんを紹介する「沖縄 やんばるの森を守る家族」を放送する。

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 伊佐さんは、やんばるの森が広がる沖縄県東村で工房を開いている。トートーメづくりは、真次さんの父・真三郎さんが、沖縄戦を生き延び、地上戦で犠牲になった多くの人々を弔うために始めた。現在では、真次さんの長男弓弦さんもともにトートーメづくりに励んでいる。

 番組では、米軍基地と隣り合わせの環境で、さらに米軍施設が広がろうとしているやんばるの森を、家族で守ろうとしている伊佐さん一家の思いを、ビナードさんが聞いた。

 放送は9日午後6時から、キャスターは元村有希子・毎日新聞編集委員と田野辺実鈴さん。コメンテーターはジャーナリストの山路徹さん。

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