山田涼介:役作りでダイエット 大食い・まっすーは「冷たい視線感じた」

ドラマ「母さん、俺は大丈夫」のロゴ=日本テレビ提供
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ドラマ「母さん、俺は大丈夫」のロゴ=日本テレビ提供

 アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」の山田涼介さんが16日、東京・汐留の日本テレビで行われた同局のスペシャルドラマ「母さん、俺は大丈夫」の完成披露試写会に、所属事務所の先輩グループ「NEWS」の「まっすー」こと増田貴久さんらと出席。同作で闘病生活を送る主人公を演じるため、撮影中、減量していたという山田さんについて、増田さんは「横でごはんを食べるのがかわいそうだなと思っていたんですが、山田君が現場に食べ物を差し入れしてくれて。1個食べたら止まらなくなって、ずっと食べてしまって。山田君の冷たい視線を感じました」とジョーク交じりに語ると、山田さんは「そんなことないですよ!」と笑いながら否定していた。

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 ドラマで、山田さんは、サッカー部に所属する活発な高校生だったが、突然、脳腫瘍に侵されて壮絶な闘病生活を送ることになる佐々木諒平役。役作りのためダイエットしていたが、「今は少しだけ(体重が)戻りました」と報告し、「今、ツアー中なので、食べてもまたやせるみたいなところがありますが、健康です!」と会場に集まった観客たちに笑顔でアピールしていた。

 「母さん、俺は大丈夫」は、22~23日に放送される同局の番組「24時間テレビ38 つなぐ ~時を超えて笑顔を~」で放送されるドラマで、実話をもとにしたフィクション。サッカー部の副キャプテンである高校2年生の諒平が、再びピッチに戻れることを信じて懸命に闘病する日々と、その家族と仲間たちの姿が描かれる。増田さんが諒平の兄役で、弟役を下田翔大さん、父親役を赤井英和さん、母親役を安田成美さんが演じている。

 完成披露試写会には赤井さんと安田さんも出席。山田さんについて、赤井さんは「すごく難しい役どころですが、きちんと演じていて立派だった」といい、安田さんも「いつも重いシーンで、セッティング待ちの間も、自分の気持ちを維持するのに、安定して静かにしている姿に感動したし、すてきだと思った」と絶賛した。

 山田さんは「実話だけあって自分が演じているのが不思議な感じがして、『大丈夫かな?』という不安があった」というが、試写会の観客の反応を見て「すごく安心しました。命の尊さ、家族への思い……いろんな感情がこのドラマを通して生まれると思います。いろんな人に見ていただきたい」とメッセージを送った。

 ドラマは、22日午後9時ごろに放送予定。

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