深夜食堂:ソウルドラマアワード外国ドラマ賞受賞 日本の作品で初

「ソウルドラマアワード2015」の「年間最高人気外国ドラマ賞」を受賞した連続ドラマ「深夜食堂 3」のイメージカット(C) 2014安倍夜郎・小学館/「深夜食堂 3」製作委員会
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「ソウルドラマアワード2015」の「年間最高人気外国ドラマ賞」を受賞した連続ドラマ「深夜食堂 3」のイメージカット(C) 2014安倍夜郎・小学館/「深夜食堂 3」製作委員会

 安倍夜郎さんのマンガを、俳優の小林薫さん主演で実写化した連続ドラマ「深夜食堂 3」(MBS・TBS系で2014年放送)が10日、韓国ソウルで開催された「ソウルドラマアワード2015」(ソウルドラマアワード組織委員会、韓国放送協会主催)の「年間最高人気外国ドラマ賞」を受賞したことが明らかになった。授賞式には、主演の小林さんと松岡錠司監督が登場し、トロフィーを受け取った。

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 「深夜食堂」は、安倍さんが「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の同名マンガが原作で、2009年、11年、14年にドラマ化された。物語は、繁華街の片隅にあり、深夜0時から朝の7時までしか営業しない小さな食堂「めしや」を舞台に、ユーモラスで時に切ない、人間模様を描いている。

 「ソウルドラマアワード」は、2006年に始まった国際ドラマアワードで、今年で10年目の開催。世界各国で放送されたドラマと韓国で放送されたドラマを対象に選出される。今回「深夜食堂」が受賞した「年間最高人気外国ドラマ賞」は非競争部門として2009年に創設され、これまでに米CBSの「CSI:科学捜査班」や英BBCの「シャーロック」などが受賞。「深夜食堂」の受賞は、アジアでは2作品目、日本の作品として初受賞となった。なお、MBSの作品が同アワードで受賞したのも初めて。

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