萩原健一:12年ぶりドラマ出演 忽那汐里の父役に

「鴨川食堂」に出演する萩原健一さん=NHK提供
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「鴨川食堂」に出演する萩原健一さん=NHK提供

 ショーケンこと俳優で歌手の萩原健一さんが、NHK・BSプレミアムで2016年1月にスタートする連続ドラマ「鴨川食堂」で約12年ぶりにドラマ出演を果たすことが15日、分かった。2004年放送の「女と愛とミステリー 坊さん弁護士 郷田夢栄2」(テレビ東京系)以来で、NHKのドラマに出演するのは02年放送の大河ドラマ「利家とまつ」以来、約14年ぶり。女優の忽那汐里さん演じる食堂の看板娘で主人公・鴨川こいしの父・流(ながれ)を演じる。忽那さんがNHKの連続ドラマで主演を務めるのは初めて。

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 「鴨川食堂」は、柏井壽さんの同名小説が原作。京都・東本願寺近くにひっそりと建つ鴨川食堂を舞台に、看板娘・鴨川こいしが客の悩みを受け止め、元刑事の父・流が客の“思い出の食”を再現する……というストーリー。岩下志麻さんや吉沢悠さんも出演し、撮影は9月中旬~11月に京都を中心に行われる予定。

 萩原さんは「NHKドラマは久しぶりです。が、今回、チーフ演出・佐藤幹夫さん、脚本・池端俊策さんとは以前ご一緒した経験もあり、全幅の信頼をおいています。NHKは海外在住の方も含め、老若男女、幅広く見てもらえるメディアですし、こういう社会的なドラマは、海外から見ていてもNHKはピカイチ。視聴者の方に幅広く親しんでもらえる『鴨川食堂』にすべく、私も出演者・スタッフのみんなと一緒に頑張ります」とコメントを寄せている。

 また、主演の忽那さんは「萩原健一さんとの現場もとても楽しみにしています。この貴重な経験を通してたくさん勉強させてもらいたい一心です」と話している。

 16年1月からNHK・BSプレミアムで毎週日曜午後10時放送予定で、全8話。

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