ロック歌手の内田裕也さんが17日、京都市内で開催中の「京都国際映画祭2015」で行われた主演映画「魚からダイオキシン!!」(1992年公開)の上映イベントに登場。内田さんは前日の映画「エロティックな関係」(同)上映イベントの観客がわずか13人だったことを明かすと、「頭にきちゃって」と苦笑い。またこの日のイベントに自ら呼んだ「招待客」が観客に混じっていることを正直に告白し、「お金払って見にきている人には申し訳ないんだけど」とすまなそうな表情を見せた。
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「魚からダイオキシン!!」は、ミュージシャンの宇崎竜童さんが監督し、内田さんが実際に東京都知事選に出馬した時のエピソードを盛り込み脚本化した意欲作。“ロックンローラー”のYUYA(内田さん)は都知事選落選後にニューヨークへと渡るが、旅先で出会ったクルド人ミュージシャンとともに数年後に帰国し……というストーリーで、義理の息子である俳優の本木雅弘さんと初共演も果たしている。
内田さんは「長崎から船を乗り継いで、電源もないから太陽が傾いたら、撮影は中止」と長崎・軍艦島でのロケの苦労を明かしつつ、一方で「宇崎君を監督に迎え、ロックンロールムービーとして成立している」と自画自賛。本木さんとの初共演を「(今、思うと)シュールな感じ」と振り返ると、本木さんが昭和天皇を演じた映画「日本のいちばん長い日」(原田眞人監督)の話では、「初めて天皇を正面からとらえた作品で、よくやったと思う」と語っていた。
また内田さんはイベントの最後に司会者から「内田さんにとってロックンロールとは?」と聞かれると「オレも分かりません」とちゃめっけたっぷり答えて、笑いを誘っていた。
「京都国際映画祭」は、1997年から京都市内で開催されてきた「京都映画祭」を発展継承する形で2014年に誕生。「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに、映画、アート、パフォーマンス、工芸、演芸などあらゆる分野に対象を広げて京都から世界に文化を発信する。2回目となる今年は、キャッチコピーに「京都は、変や乱が好き」を掲げ、よしもと祇園花月(京都市東山区)をメイン会場に同市内の複数会場で18日まで開催される。
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