生田斗真:ドッキリに“おどおど”  後輩・山田涼介にいじられ「楽屋来い」

 俳優の生田斗真さんが7日、丸の内ピカデリー(東京都中央区)で行われた主演映画「グラスホッパー」(瀧本智行監督)の初日舞台あいさつに登場。先にステージに上がるはずの共演者たちが客席に座り、最後に登場した生田さんが壇上で一人になるというドッキリが仕掛けられ、たった一人で登壇した生田さんは周囲を見回し、客席に紛れていた共演者を見つけると、指を指しながら「おかしいと思ったよ!」と苦笑した。

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 ドッキリに見事に引っかかった生田さんの姿を見た浅野忠信さんは「初めての経験だったから面白かった」とにやり。アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」の山田涼介さんも「先輩がおどおどしている姿が良かったです」と話すと、生田さんは「お前、後で楽屋来い」と冗談まじりに照れ笑いを見せていた。

 「グラスホッパー」は、人気作家・伊坂幸太郎さんのベストセラー小説が原作。生田斗真さん演じる主人公の元中学教師の鈴木が、殺された恋人の復讐(ふくしゅう)のため裏組織に潜入したことで、凶悪な住人たちの争いに巻き込まれていくサスペンス。山田さんは「(生田さん演じる主人公は)弱さの中に強さがあるという感じですけど、先輩は弱いところはないですよね。唯一挙げるとすれば、おどおどしていたところ」と再びいじって会場の笑いを誘った。

 また、この日は、西島秀俊さんの主演映画「劇場版 MOZU」(羽住英一郎監督)、佐藤浩市さん主演の映画「起終点駅 ターミナル」(篠原哲雄監督)も公開初日を迎え、近隣の劇場で舞台あいさつが行われることから、生田さんは「すぐ近所で、僕の10歳上の西島先輩の映画と、僕の20歳上の佐藤先輩の映画の舞台あいさつも行われているそうで。僕も30代を代表するような俳優を目指していきたいです」と目を輝かせていた。

 舞台あいさつには、村上淳さん、麻生久美子さん、菜々緒さん、佐津川愛美さん、瀧本監督も登場した。

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