脚本家の三谷幸喜さんが9日、東京都内で行われた現在公開中の映画「ギャラクシー街道」(三谷監督)のイベント「『ギャラクシー街道』宇宙講座イベント」に主役を務めた香取慎吾さんと登場。公開初週から2週連続で動員数1位を獲得しつつ、厳しい感想も聞かれるなど賛否両論で話題を集めている同作だが、三谷監督は周囲の反応について「今まで映画何本も作らせていただいてるが、街を歩いていて、こんなに『見ましたよ』と言ってくれる映画は初めて」と驚きつつ報告。続けて「みんなが僕を励ましてくれてるような感じがして不思議でしょうがないですけど。頑張ってください! 落ち込まないで!みたいな……」と苦笑しつつ語った。
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イベントでは、白衣を着た三谷監督が「宇宙の大きさについて」や「宇宙と映画の関係」「ギャラクシー街道はSF」などの内容について講義。イベント終了前には三谷監督から香取さんに星型の修了証書が授与される場面もあった。講義中には、香取さんからSF大作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(J.J.エイブラムス監督)が公開される今年になぜ“宇宙モノ”の映画を企画したのか聞かれ、「結果的に(スター・ウォーズが)ライバルになって、負けました」と早々に“敗北宣言”して笑いを誘う一幕もあった。
映画「ギャラクシー街道」は、登場人物が全員宇宙人という“スペース・ロマンチックコメディー”。木星と土星の間に浮かぶスペースコロニー「うず潮」と、地球を結ぶ「ギャラクシー街道」にある小さなハンバーガーショップ「サンドサンドバーガー・コスモ店」を舞台に、そこに集まる宇宙人たちがドタバタ劇を繰り広げる……という内容。綾瀬はるかさん、優香さん、小栗旬さん、山本耕史さんらも出演している。
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