俳優の松田龍平さんが、北杜夫さんの児童文学を実写化する映画「ぼくのおじさん」(山下敦弘監督、2016年秋公開)に主演し、初めて“おじさん”を演じることが1日、明らかになった。松田さんが演じるのは、兄の家に居候し、インテリだがボンクラで、“ダメ人間”だが、どこか面白おかしい……というキャラクターで、人気シリーズ「男はつらいよ」の車寅次郎を思わせる役どころ。松田さんが山下監督を初タッグを組み、シリーズ化を目指して“21世紀の寅さん”を作り上げる。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
「ぼくのおじさん」(新潮社)は、マンボウシリーズなどで知られる北杜夫さん原作の児童文学。松田さんが演じる“おじさん”は、兄の家に居候し、大学の臨時講師として哲学を教えているせいか、屁理屈ばかりこねているが、何かに熱中するとすさまじいエネルギーとやる気を見せる。なぜか憎めなくて、おかしくて、誰もが思わず笑ってしまう魅力的なキャラクターだ。
物語はしっかりものの甥(おい)っ子・雪男(大西利空さん)の目線で語られ、松田さんの役は最後まで“おじさん”として描かれる。お見合いした美女・稲葉エリーに一目ぼれした“おじさん”は、ハワイへ帰ってしまったエリーを追いかけるため、あれこれと画策。ひょんなことからハワイに行けることになり、雪男とともに旅立つ……というストーリー。
松田さんは「おじさん役をやることになりました。(甥っ子の)“ぼく”が、哲学者で変わり者のおじさんを観察するところから始まる物語は、ほのぼのしていて、どこかノスタルジックですごくおもしろいと思いました」とコメント。ハワイで行った撮影では「現地のスタッフも合流して、日本の撮影とはまた違った濃厚な日々でした。“ぼく”と“おじさん”の思索の旅が日本からハワイへ広がって、映画の中にどう溶け込んでいるのか。僕自身も楽しみです」とコメントしている。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のアニメ「呪術廻戦」のテレビアニメ第2期「懐玉・玉折」に登場する高専時代の五条悟らをデザインし…
タレントの黒柳徹子さんの著書「窓ぎわのトットちゃん」(講談社)が、「最も多く発行された単⼀著者による自叙伝」として12月14日、ギネス世界記録に認定された。1981年3月6日に刊…
松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第32回「小牧長久手の激闘」が、8月20日に放送される。家康(松本さん)は秀吉(ムロツヨシさん)側の1…
アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーの松村沙友理さんが、6月9日発売のムック本「じゃらん酒旅BOOK 2022 保存版」(リクルート)の表紙に登場する。
アイドルグループ「乃木坂46」のデビュー10周年記念公式ムック「N46MODE(エヌヨンロクモード) vol.2」(光文社、5月10日発売)の裏表紙が5月5日、公開された。