吉田栄作:「ラグビー人気にあやかりたい」 豊田スタジアムでボールデリバリー務める

豊田スタジアムで行われたラグビートップリーグの試合でボールデリバリーを務めた吉田栄作さん=NHK提供
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豊田スタジアムで行われたラグビートップリーグの試合でボールデリバリーを務めた吉田栄作さん=NHK提供

 2016年1月スタートの連続ドラマ「愛(いと)おしくて」(NHK総合)で約11年ぶりにラブストーリーに挑戦する吉田栄作さんが12日、豊田スタジアム(愛知県豊田市)で行われたラグビートップリーグのトヨタ自動車ヴェルブリッツ対NECグリーンロケッツの試合のオープニングアクトに登場し、ボールをレフェリーに届けるボールデリバリーを務めた。吉田さんは「ラグビー人気にあやかって、今日会場にきた皆さんにも(ドラマの)放送を楽しみにしていただけたらうれしいです」と話した。

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 吉田さんはラグビーについて「スポーツの中でも、特に肉弾戦。ケガをするリスクも高い中で戦うスポーツなので、現代の侍のような感覚がないとできない」といい、「選手の皆さんは、さすが体がガッシリしていて、男の中の男というたたずまいでした」とコメント。ボールデリバリーを務めた感想を「人生で初めての経験でしたが、とても神聖な気持ちでした」といい、審判にボールを渡した際を「すごく気分が高まりましたね。余裕なフリをしなくちゃいけない、という役者魂で手を振ったりしたんですが、相当緊張していたようで、あまり覚えていないんです」と振り返った。

 豊田スタジアムは2019年に行われるラグビーワールドカップの開催地の一つで、この日は7352人のファンが集まった。

 ドラマ「愛おしくて」は、田中麗奈さんが演じる有松絞りの絞り染め作家で30歳の小夏が、秋吉久美子さん演じる師匠で60歳の怜子の恋人に恋心を抱くというラブストーリー。吉田さんは、怜子の恋人で2人の間で揺れ動く43歳の獣医師の光太郎を演じる。ラブストーリーと並行して、小夏が有松絞りの職人として成長していく姿も描かれる。

 吉田さんはドラマについて「撮影はクライマックス」といい、「11年ぶりにラブストーリーを演じている吉田栄作が(恋心を)どう表現しているか、見ていただきたいです」とアピールしていた。

 NHK名古屋放送局が制作し、NHK総合で16年1月12日から毎週火曜午後10時に放送。全8回。

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