小出恵介：“吉原炎上”に「興奮しました」　“遊女”安達祐実を救い……

　俳優の小出恵介さんが21日、東京・渋谷のNHKで行われた2016年1月3日放送の時代劇「吉原裏同心　～新春吉原の大火～」（NHK総合）の会見に登場。14年に放送された小出さん主演の時代劇「吉原裏同心」シリーズの正月スペシャルで、小出さんは火事の中から遊女役の安達祐実さんを助け出す“吉原炎上”シーンについて「テンションが上がるくらい（炎が）“バーッ”てなっていて。安達さんは裸足でじゃり道で転ぶはで、興奮しましたね」と振り返り、「安達さんが細いというか、か弱いので、助けがいが増しました」と笑顔を見せた。

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　「吉原裏同心」は人気作家・佐伯泰英さんの時代小説「吉原裏同心」シリーズが原作で、「華やかな江戸の遊郭・吉原を影で守る夫婦」が吉原の遊女たちに舞い込むさまざまな事件を解決していく……という痛快時代劇。小出さんは吉原の自警組織「四郎兵衛会所」の用心棒・神守幹次郎（かみもり・みきじろう）を演じている。

　この日の会見には幹次郎の妻で“姉さん女房”の汀女（ていじょ）を演じた貫地谷しほりさん、四郎兵衛会所の七代目頭取・四郎兵衛（しろべえ）役の近藤正臣さんも出席。貫地谷さんは完成した映像に「すごく迫力があった。『お願いだから助かって』といち視聴者として見てしまった」と明かし、「本当に火が近くて、でもこうやって無事にオールアップでしきて良かったなって。本当に安達さんも命からがら逃げて来たんだなって感じがして、安達さんは素晴らしいなって」と語っていた。

　正月スペシャルは、幹次郎が年明け早々に起こった前代未聞の遊女失踪事件に挑む内容。NHK総合で16年1月3日午後7時半から放送される。