西田敏行:頸椎痛め日本アカデミー賞司会も座ったまま 授賞式でつえ「こんな状態で申し訳ない」

「第39回日本アカデミー賞」の授賞式に司会として登場した西田敏行さん
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「第39回日本アカデミー賞」の授賞式に司会として登場した西田敏行さん

 頸椎(けいつい)の亜脱臼などと報じられていた俳優の西田敏行さんが4日、東京都内で開かれた「第39回日本アカデミー賞」の授賞式に出席。つえを持ち、女優の宮沢りえさんとともに最後まで座ったままで司会をやり遂げた西田さんは「ちょっと寝返ったときにベッドがなくて、落っこっちゃって、頸椎を痛めました」と説明し、「ちゃんと健康体でお迎えできれば(よかった)。寝返るときは気をつけて」と冗談めかして語った。

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 宮沢さんらが入場する中、西田さんはレッドカーペットを歩かずに司会席で待機。サブ司会を務める日本テレビの枡太一アナウンサーに対して「私こんな状態なんでね、申し訳ない」と語ったり、助演男優賞の本木雅弘さんにも「こんな感じですいません」と謝る一幕もあった。

 終始座ったままの西田さんだったが、「グレート!」「ワンダフル!」「イエーイ!」などと合いの手を入れたり、受賞者とのトークでも軽妙なやりとりを見せたりと、張りのある声で元気そうな姿を見せた。優秀主演女優賞の樹木希林さんから「感心したのよ。ベッドから落ちちるって、私の年になると朝までこうして(動かない)」といじられた際には、「大胆な寝返りを打ってしまって」と苦笑いしていた。

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