高橋一生:「民王」番外編で菅田将暉から人生初ドッキリ 「すごく動揺……」

「民王 番外編 秘書貝原と6人の怪しい客」の制作発表会見に登場した高橋一生さん(C)池井戸潤「民王」/テレビ朝日
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「民王 番外編 秘書貝原と6人の怪しい客」の制作発表会見に登場した高橋一生さん(C)池井戸潤「民王」/テレビ朝日

 俳優の高橋一生さんがこのほど、東京都内で行われたウェブドラマ「民王 番外編 秘書貝原と6人の怪しい客」の制作発表会見に出席。昨年夏に放送された連続ドラマ「民王」(テレビ朝日系)のスピンオフで、高橋さん演じる“デキる首相秘書”貝原茂平が主人公。5月6日から配信される第3話では、本編に主演した菅田将暉さんが登場するサプライズもあり、高橋さんは「人生で初めてドッキリにかけられました。すごく動揺しているのに、演技を続けようとする自分がとても不思議でした(笑い)」と振り返った。

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 「民王」は、池井戸潤さんの同名小説(文春文庫)が原作で、俳優の遠藤憲一さんと菅田将暉さんがダブル主演して昨年7月期に連続ドラマが放送された。遠藤さん演じる厳格な総理大臣・武藤泰山と菅田さん演じるおバカな大学生の息子・翔が入れ替わってドタバタ劇を繰り広げるコメディータッチの内容で人気を集め、今月15日には続編となる「民王スペシャル~新たなる陰謀~」も放送された。さらに、22日午後11時15分(一部地域除く)からは、高橋さん演じる貝原茂平の過去を描く「民王スピンオフ~恋する総裁選~」も予定されている。

 ウェブドラマの「民王 番外編」は、毎話10~20分のシチュエーションコメディー(シットコム)スタイルのショートドラマで、ある事情からおバカな若手2世議員・鶴田航(矢野聖人さん)の教育係になった内閣総理大臣・公設第1秘書の貝原(高橋さん)の苦悩と奮闘を描く。全6回で、22日深夜0時10分からau「ビデオパス」と「テレ朝動画」で、毎週1話ずつ配信される。

 会見には高橋さん、矢野さんのほか、“腰掛けミニスカ秘書”役の佐津川愛美さん、鶴田を温かく見守るベテラン秘書役のラサール石井さん、第3話に警備員役で登場する本多力さんが出席。会見の前には、観客や報道陣の前での“ショートドラマ生披露”も行われ、演じ終えた高橋さんらは「緊張した」「無事に終わってよかった」と口々に語っていた。

 今回の番外編について、高橋さんは「ドラマ『民王』のレギュラーキャスト陣とは違った皆さんとの芝居の中で、どうやったら“貝原としていられるか”が課題だった」と明かしつつ、「毎回、陳情客としていらっしゃるゲストの皆さんが非常に面白くて、また貝原の新しい側面が見られるようになった。シチュエーションコメディーって本当に舞台のようで、一つのエピソードが終わるとすごい充実感がありました」と手応えを語っていた。

 また、この日は、貝原を演じた高橋さんをフィーチャーしたスペシャルスピンオフ本「民王スピンオフ BOOK(貝原編)」(KADOKAWA、1944円)の発売を記念した握手会も行われ、高橋さんは集まったファン100人に直接サイン本をプレゼント。貝原さながらに一人ひとりに深々とお辞儀し、両手で握手する“神対応”でファンを感激させていた。

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