向井理:堤幸彦と連ドラ初タッグ のび太ルックの“神の舌を持つ男”に

7月スタートの連続ドラマ「神の舌を持つ男」に出演する(左から)木村文乃さん、向井理さん、佐藤二朗さん(C)TBS
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7月スタートの連続ドラマ「神の舌を持つ男」に出演する(左から)木村文乃さん、向井理さん、佐藤二朗さん(C)TBS

 俳優の向井理さんが、「TRICK」や「SPEC」シリーズの堤幸彦監督が手掛け、7月にスタートする連続ドラマ「神の舌を持つ男」(TBS系)に主演することが28日、明らかになった。向井さんが連続ドラマで堤監督とタッグを組むのは今回が初。温泉場を舞台に繰り広げられるコミカルミステリーで、向井さんは「ドラえもん」ののび太のような丸めがねでさえないルックスだが、舌に乗せたものを分析する特殊な能力を持った主人公・朝永蘭丸を演じる。

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 また向井さんとは連ドラ初共演となる女優の木村文乃さんが2時間サスペンスドラママニアのウザカワ女・甕棺墓光(かめかんぼ・ひかる)を演じ、蘭丸と光を鋭い突っ込みでまとめる唯一まともな人格者の宮沢寛治役で俳優の佐藤二朗さんも出演。主要キャスト3人によるキービジュアルも公開された。

 ドラマは、全国の秘湯と呼ばれる温泉地が舞台で、ひょんなことから知り合った3人の男女が、1台のボロ車に乗って温泉宿で寝食を共にしながら、謎の温泉芸者「ミヤビ」を探し求めて日本全国を旅するコミカルミステリーとなっている。

 これまで朗読劇や映画、舞台といった堤監督作品に出演してきた向井さんだが、同ドラマについては「今までの集大成とも言えます。全ての作品に“堤ワールド”がありますが、今回の作品は僕が一番好きな“堤幸彦ワールド”が満載なので、こんなに堤さんの匂いがいっぱいするドラマに呼んでもらって本当にうれしいです。初めてお仕事するような気持ちでやらせてもらっています」とコメントしている。

 また役柄については「想像力をかきたてるキャラクター。自由にやらせてもらってます。いろんな振り幅がある人物だと思うのですが、可愛らしいところもあるので、そのへんはあざとく狙っていきたいなと(笑い)。毎回、いろいろな事件や人が出てきますし、ゲストも濃い方ばかりで、さまざまな堤さんの演出がありますからそのあたりをぜひ楽しんでもらいたいです」と話している。

 「神の舌を持つ男」は7月から毎週金曜午後10時に放送される。

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