米マーベルスタジオによる待望の最新作「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(アンソニー・ルッソ監督&ジョー・ルッソ監督)が、29日から公開される。「キャプテン・アメリカ」シリーズとしては3作目に当たる今作では、“キャプテン・アメリカ”ことスティーブ・ロジャースの前に“アベンジャーズ”チームの仲間が立ちはだかるという前代未聞の事態に陥る。かつての親友か今の仲間か。キャプテン(・アメリカ)の葛藤とメンバー同士の絆が、より色濃く浮かび上がる内容になっている。スパイダーマンら“新メンバー”も登場し、作品をにぎにぎしく飾る。
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盗まれた生物兵器を奪還するために出動したアベンジャーズ。ところが、彼らの戦いはまたもや一般市民に甚大な被害をもたらしてしまう。アベンジャーズを危険視する声は頂点に達し、ついには国際的政府組織の管理下に置かれる事態に。“アイアンマン”ことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.さん)はその案に賛成するが、キャプテン(クリス・エバンスさん)は強く反発。チームがアイアンマン派とキャプテン派に分かれる中、ウィーンでテロ事件が発生する。その犯人として指名手配されたのは、キャプテンのかつての親友“ウィンター・ソルジャー”ことバッキー・バーンズ(セバスチャン・スタンさん)だった……というストーリー。
ここまでチームが“真っ二つ”になるとは思っていなかった。ヒーロー同士の対決を期待させながら、それがいつしか曖昧になっていく作品がある中、キャプテンとアイアンマン、2人の対立に重きを置くところは徹底している。「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)から加わったヴィジョン(ポール・ベタニーさん)やスカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセンさん)が得意技をいかんなく発揮し、アントマン(ポール・ラッドさん)やブラックパンサー(チャドウィック・ボーズマンさん)、スパイダーマン(トム・ホランドさん)が登場し、場を盛り上げる。アクションはいつになく大胆で、とりわけ分裂した二派が壮絶な戦いを繰り広げるシーンと、キャプテンとアイアンマンの正真正銘の一騎打ちは出色。さらに、ダニエル・ブリュールさん演じる謎の男がからむことでスリル感が増幅し、キャラクターそれぞれの感情の機微もそつなく描かれている。
アベンジャーズ・メンバー総出のため、「キャプテン・アメリカ」シリーズながらキャプテンの“ヒーロー感”が薄まってしまったのは残念だが、それを差し引いても見応えは十分過ぎるほどだ。29日からTOHOシネマズスカラ座(東京都千代田区)ほか全国で公開。 (りんたいこ/フリーライター)
<プロフィル>
りん・たいこ=教育雑誌、編集プロダクションを経てフリーのライターに。映画にまつわる仕事を中心に活動中。大好きな映画はいまだに「ビッグ・ウェンズデー」(78年)と「恋におちて」(84年)。
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