9日に発表された7、8日の映画観客動員ランキング（興行通信社調べ）によると、公開3週目に入ったディズニーの劇場版アニメ「ズートピア」が首位を獲得した。約28万8000人を動員し、興行収入は約3億8700万円だった。2位は前週まで3週連続で首位だった劇場版アニメ「名探偵コナン」シリーズの20作目「名探偵コナン　純黒の悪夢（ナイトメア）」。約20万9800人を動員し、興行収入約2億7900万円をあげており、累計興収では同シリーズ初の50億円を突破した。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　3位は、横山秀夫さんの小説を佐藤浩市さん主演で映画化した2部作の前編「64－ロクヨン－前編」が初登場でランクイン。わずか7日で終わった昭和64（1989）年に起きた未解決の少女誘拐殺人事件＝通称「ロクヨン」と、「ロクヨン」を模倣して平成14（2002）年に発生した新たな誘拐事件を巡る物語で、319スクリーンで公開され、約20万3700人を動員。興行収入は約2億5700万円をあげている。

　このほか初登場作品では、6位にダンス・ボーカルグループ「EXILE」「三代目 J Soul Brothers」「劇団EXILE」のメンバーらが出演する「ROAD TO HiGH＆LOW」が入った。142スクリーンで公開され、動員数は約9万2800人。約1億2300万円の興行収入をあげている。

　1位　ズートピア

　2位　名探偵コナン　純黒の悪夢

　3位　64－ロクヨン－前編

　4位　シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ

　5位　映画クレヨンしんちゃん　爆睡！ユメミーワールド大突撃

　6位　ROAD TO HiGH＆LOW

　7位　ちはやふる－下の句－

　8位　アイアムアヒーロー

　9位　遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS

　10位　テラフォーマーズ