米倉涼子:「ドクターX」で壮絶ロケ 大荒れの崖でクランクアップ

「ドクターX~外科医・大門未知子~スペシャル」に主演する米倉涼子さん=テレビ朝日提供
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「ドクターX~外科医・大門未知子~スペシャル」に主演する米倉涼子さん=テレビ朝日提供

 女優の米倉涼子さん主演のスペシャルドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~スペシャル」(テレビ朝日系)が7月3日午後9時から放送されることが決定、石川県でシリーズ初の地方ロケを行った米倉さんが大荒れの天気の中、日本海に面した断崖絶壁でクランクアップを迎えたことが分かった。冷たい風と雨に見舞われながらも撮影をやり遂げた米倉さんは「壮絶でした! 寒さは覚悟していましたけど、こんなに風があるとは……。今回のスペシャルの撮影で一番つらかったのは、確実に今日のロケです!」と振り返った。

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 石川ロケは今年2月中旬に、金沢の「主計町(かずえまち)茶屋街」などで実施。ロケ最終日には、加賀海岸で最も日本海に突き出した「加佐ノ岬(かさのみさき)」で、ドラマのオープニングと、米倉さん演じる大門未知子が“外科医としての最大の武器”を奪われた後に“人生の転機”を迎える局面で、日本海に面した断崖で立ち尽くすというシーンを撮影した。

 低気圧の影響で激しい雨が降った上、「春一番」の突風が吹き荒れる荒天となったが、米倉さんはロケを続行。無事に全シーンを撮り終えると、「ずっと一緒にやってきた、まるで“田舎の親戚”のような共演者やスタッフの皆さんともまたご一緒できて、すごく居心地がよかったです。絶対に手放したくない仲間たちだなって、改めて感じました」と晴れやかな笑顔。「今回は露天風呂や、生まれて初めての五右衛門風呂など、新しいお風呂場にも行けましたし(笑い)、すごく新鮮で楽しかったです!」と声を弾ませた。

 「ドクターX」は、天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩くクールで型破りな天才外科医・大門未知子(米倉さん)を通して医療現場を描いた人気ドラマ。2014年の第3シリーズ以来の新作で、シリーズ初のスペシャルドラマとなる今作は、未知子が金沢を舞台に日本医療界のトップの座を巡る外科と内科の争いに巻き込まれる展開で、内田有紀さんや岸部一徳さんらのほか、ビートたけしさん、「Hey!Say!JUMP」の伊野尾慧さんらも出演する。

 「私、失敗しないので」の決めぜりふで知られる未知子から「私、失敗したので」という衝撃発言も飛び出すといい、米倉さんは「台本を読む時に声を上げて笑ってしまったほど、今回のストーリーもものすごく面白いんですよ! きっと皆さんのご期待に応えられると思いますし、私自身も早く完成作を見たいです」とアピールしている。

 スペシャルドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~スペシャル」は7月3日午後9時~11時10分に放送予定。

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