伊達みきお:“政宗”役でドラマ出演 伊達本家からクレームを心配

伊達みきおさんが出演する「警視庁・捜査一課長」最終回の一場面(左から伊達さん、内藤剛志さん、ジュディ・オングさん)=テレビ朝日提供
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伊達みきおさんが出演する「警視庁・捜査一課長」最終回の一場面(左から伊達さん、内藤剛志さん、ジュディ・オングさん)=テレビ朝日提供

 実家が仙台藩・伊達家の分家筋にあたるお笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきおさんが、連続ドラマ「警視庁・捜査一課長」(テレビ朝日系、木曜午後8時)の最終回に「安達政宗」という役名で出演することが明らかになった。「世が世なら伊達藩の殿様だった」という設定の画商で、伊達さんは「本家からクレームが来ないことを祈っています」とジョーク交じりに語っている。

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 伊達さんは、分家の大條家の嫡流。独眼竜で知られる第17代伊達家当主・伊達政宗からさかのぼること200年前、9代目当主の伊達大夫政宗の弟、伊達宗行の子孫に当たる。劇中で伊達さん演じる“政宗”は、事件の鍵を握る人物として登場しており、伊達さんは「ものすごくうれしかった」と起用を喜ぶ一方、「緊張のあまり、今回のせりふは全然覚えられなくて。もう必死になって台本を読み込んで練習してきました」と舞台裏を明かしている。

 「警視庁・捜査一課長」は、内藤剛志さん主演の刑事ドラマ。内藤さん演じる、ヒラの刑事からはい上がった“たたき上げ”の主人公、警視庁捜査1課の課長・大岩純一が、400人の精鋭刑事を率いて苦悩しながらも重責を乗り越え、難事件に立ち向かっていく姿を描いている。同局の2時間ドラマ枠「土曜ワイド劇場」で2012年から5作にわたって放送され、今クールで連続ドラマ化された。

 伊達さんが出演する最終回は、23日に2時間スペシャルで放送。人気政治家のスキャンダルを暴いたばかりの週刊誌記者・青木香苗が拉致され、遺体で見つかる。第一発見者の同僚記者・坪井聡美(清水美沙さん)は、大岩(内藤さん)が捜査1課の係長だった20年前、ある事件で関わったことのある人物だった……というストーリー。芳本美代子さん、ジュディ・オングさんもゲスト出演する。

 クランクアップを迎えた内藤さんは「『捜査一課長』をこれで終わりにはしたくない。みなさんとぜひまたお会いしたいという思いがあるので、僕は泣きません! さらなる力をつけてきますので、ぜひまたお会いしましょう!」と続編に意欲を見せている。

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