松重豊:ブラジル日系人に「生きるヒントが」 「~松重豊の人情紀行~ 美味しいブラジル2016」

「~松重豊の人情紀行~ 美味しいブラジル2016」でコーヒー農園を経営する日系人たちと話す松重豊さん
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「~松重豊の人情紀行~ 美味しいブラジル2016」でコーヒー農園を経営する日系人たちと話す松重豊さん

 俳優の松重豊さんがブラジルを初訪問し、現地のグルメと人の魅力に迫るRKB毎日放送制作の特別番組「~松重豊の人情紀行~ 美味しいブラジル2016」が17日午後4時から、TBS系5局ネット(TBS、MBS、CBC、HBC、RKB)で放送される。放送を前に、松重さんがブラジルの日系人について語った。

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 松重さんは、ブラジルでコーヒー農園を経営する男性の農園を訪問。東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを合わせた大きさの13個分という巨大な農園を持つ男性は、「シュラスコ」という子牛1頭を丸ごとステーキにする豪快な料理で松重さんをもてなした。松重さんは料理を堪能しながら、コーヒー豆の収穫も体験。松重さんは100年前にブラジルに移民した日本人について、「船旅で移民したのは退路を断たれたという感覚があったのではないか。彼らは、自分たちの文化を大切にして、子孫にちゃんと教育を受けさせたんですね。(ブラジルの名門大学の)サンパウロ大は日系の方が多いそうなんです」と語り、「退路を断たれた中で外国でどう生きるか、ブラジルの日系社会の中にヒントがある」と話した。

 番組は、リオ五輪を前に、100年以上前から多くの日本が移住して、日本人から伝わって進化し、ブラジルの人々にも愛された食文化を「ブラジルに愛される金メダル級の人と食」として紹介するもので、日系人が作る幻のコーヒーやブラジルの伝統屋外食、究極のバーベキュー、貴重な巨大魚の絶品お造りなどを松重さんが現地取材でレポートする。

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