とと姉ちゃん:自己最高の視聴率25.3% マッサン&カーネーション超え

「とと姉ちゃん」で主演を務める高畑充希さん
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「とと姉ちゃん」で主演を務める高畑充希さん

 女優の高畑充希さん主演のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」が20日の放送で、自己最高となる平均視聴率25.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録したことが分かった。これまでの最高は4月27日と6月8日の放送の24.6%で、自らの記録を更新するとともに、2014年度後期の「マッサン」や11年度後期の「カーネーション」の最高視聴率25.0%を上回る数字となった。

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 「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」創業者の大橋鎮子、花森安治らの軌跡をモチーフとしたドラマ。11歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった小橋常子(高畑さん)が浜松から上京し、女性向けの雑誌を創刊。雑誌は、花山伊佐次(はなやま・いさじ)の助けを借りながら、高度経済成長期を生きる女性に支持されていく……というストーリー。西島秀俊さんや木村多江さんらが出演し、宇多田ヒカルさんが主題歌「花束を君に」を手がけたことも話題になっている。

 20日放送の第93回は、カフェで働く梢(佐藤仁美さん)らを取材した常子(高畑さん)が、布がないうえ、洋裁学校で学ぶような技術がないと洋服を作れないということを知る一方、洋裁学校で高価なミシンや布地を使った授業しかしていない現状を取材した花山(唐沢寿明さん)が、洋服の作り方を試行錯誤する常子たちのところへ、「和服から洋服を作る方法」を考えたと駆け込んで来る……という展開だった。

 NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全156回を予定。

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