とと姉ちゃん:第100回は視聴率22.7%

「とと姉ちゃん」で主演を務める高畑充希さん
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「とと姉ちゃん」で主演を務める高畑充希さん

 女優の高畑充希さん主演のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の第100回が28日に放送され、平均視聴率が22.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録したことが29日、明らかになった。

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 「とと姉ちゃん」は、7日放送の第82回で平均視聴率19.4%を記録したが、第82回以外は20%以上を記録するなど好調をキープしている。20日の放送の第93回では、自己最高となる番組平均視聴率25.3%を記録。2014年度後期の「マッサン」や11年度後期の「カーネーション」の最高視聴率25.0%を上回る数字となった。

 「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」創業者の大橋鎮子、花森安治らの軌跡をモチーフとしたドラマ。11歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった小橋常子(高畑さん)が浜松から上京し、女性向けの雑誌を創刊。雑誌は、花山伊佐次(はなやま・いさじ)の助けを借りながら、高度経済成長期を生きる女性に支持されていく……というストーリー。西島秀俊さんや木村多江さんらが出演し、宇多田ヒカルさんが主題歌「花束を君に」を手がけたことも話題になっている。

 28日放送は第100回は、昭和23(1948)年、出版社が乱立する中で、常子(高畑さん)たちの「あなたの暮し出版」は徐々に売り上げを落とし、経営危機を迎え、鞠子(相楽樹さん)は広告を取ろうと提案するが、花山(唐沢寿明さん)は受け付けない……という展開だった。以前、常子たちが住み込みで働いていた仕出し弁当屋「森田屋」の主人(ピエール瀧さん)とその妻(平岩紙さん)が常子の家を訪問したシーンも放送された。「とと姉ちゃん」はNHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全156回を予定。

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