沢村一樹:朝ドラ初出演に抱負?「とにかくさわやかに」

会見に出席した父親役の沢村一樹さん
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会見に出席した父親役の沢村一樹さん

 俳優の沢村一樹さんが、2017年4月から放送がスタートする有村架純さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ひよっこ」でヒロインの父親役を務めることが26日、明らかになり、東京都内で行われた会見に登場した。朝ドラ初出演の沢村さんは「世間ではいろんなあだ名を付けられているので、そのイメージをこの番組で払しょくできれば。とにかくさわやかに、そしてさわやかに、演じられれば」と冗談を交えつつ意欲を語った。

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 「ひよっこ」は、96作目の朝ドラで、高度経済成長期に集団就職で上京した“金の卵”が殻を破って成長していく波瀾万丈青春記。この日の会見では、沢村さんのほか、ヒロイン・谷田部みね子の母親役に木村佳乃さん、祖父役に古谷一行さん、叔父役に峯田和伸さん、友達の助川時子役に佐久間由衣さん、その父役に遠山俊也さん、母役に羽田美智子さん、幼なじみの角谷三男役に泉澤祐希さん、その母役に柴田理恵さん、バスの車掌役に松尾諭さんの起用が発表された。沢村さん、峯田さん、佐久間さん、遠山さんは朝ドラ初出演となる。

 沢村さん演じる谷田部実は、1年のほとんどを出稼ぎ先の東京で過ごしていたが、稲刈りで帰郷したのを最後に消息を絶つという役。娘役となるヒロインの有村さんについて「俳優に株があるなら、この子の株は買いだなと応援していた。こんなに早く父親役で共演させていただいてありがたい」とコメントした。

 母親・美代子役の木村さんは「『あさが来た』『真田丸』『ひよっこ』と、このところずっとNHKに入り浸されております」とおどけ、「半年間、架純ちゃんを全力で愛して守ろうと思います。とてもすてきな母親なので、心を込めて精いっぱい演じます」とコメントした。同作の菓子浩チーフプロデューサーは、ヒロインの両親のキャスティングについて「2人とも明るい中に、悲哀がにじみ出ている演技をみせてくれるところに期待している」と起用理由を説明。作中では、有村さんらは語尾に「だっぺ」を付けるなど、舞台となる茨城県北西部の方言も披露しているという。

 17年4月3日~9月30日に全156回を放送予定。

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