タマノイ酢:播野勤社長 “はちみつ黒酢ダイエット”誕生秘話 MBS「ザ・リーダー」

タマノイ酢株式会社の播野勤社長(右)と高井美紀アナ
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タマノイ酢株式会社の播野勤社長(右)と高井美紀アナ

 タマノイ酢の播野勤社長が9日午前5時放送のドキュメンタリー番組「ザ・リーダー」(MBS、関西ローカル)に出演。業績が厳しく2年間は無給だったという苦しかった社長就任当初の胸中や、大ヒット飲料“はちみつ黒酢ダイエット”の誕生秘話などについて語る。

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 番組は、誰もが知っている大企業の社長、ちょっとユニークな中小企業のオヤジたち、次々とヒット商品を生み出す企業の経営者ら経済界を引っ張るリーダーを、MBSの高井美紀アナウンサーがインタビューし、その人物像を探るというもの。

 播野社長は、400年以上にわたる歴史を持つ老舗醸造酢メーカー「タマノイ酢」創業家の次男として1953年に生まれ、現在63歳。91年に38歳の若さで社長に就任し、当時は1億円の利益を出すのが大変な時代で「十何億も赤字があった」という厳しい状況下で、無給からのスタートだったという。

 大ヒット商品の“はちみつ黒酢ダイエット”は、入社1~2年目の若手に担当させ、「まずいものランキング」1位に2度もなったが、その売り上げで100億円の工場や「迎賓館」をイメージした本社ビルを建てるまでになった。

 番組では、医師やアスリート、調理師などを養成するフューチャー制度、5年間の期限付きで雇用するキャリア社員制度など、大学教授の研究対象にもなったユニークな人事制度に加え、社内にスポーツジムを作って社員に1日30分の運動を義務付けたり、3泊4日の新人研修に同行したり、播野社長が次々と打ち出してきた取り組みと効果を語る。

 放送は9日午前5時~5時半、次回は11月13日、「八光自動車工業」の池田淳八社長が出演予定。

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