マンガ「坂道のアポロン」の作者・小玉ユキさんらが、こうの史代さんのマンガ「この世界の片隅に」のキャラクターを描き下ろしたイラストが、15日発売のマンガ誌「漫画アクション」（双葉社）23号に掲載された。

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　劇場版アニメ「この世界の片隅に」（片渕須直監督）の公開を記念したコラボで、小玉さんのほか、「ますらお －秘本義経記－」の北崎拓さん、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」のイラストの“あま絵”で知られる青木俊直さんの描き下ろしイラストと応援メッセージを掲載。小玉さんは、主人公・すずと夫の周作が並んで座るイラストを描いている。

　「この世界の片隅に」は、「漫画アクション」で連載され、2009年に「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞を受賞したマンガ。戦時中、広島・呉に嫁いだ18歳のすずの生活が、戦争の激化によって崩れていく様子が描かれた。劇場版アニメが公開中で、女優ののんさん（能年玲奈から改名）がすずの声優を務めていることも話題になっている。