この世界の片隅に:興収3億円、動員22万人突破 週末興収は前週比114%

興行収入が3億円を突破した「この世界の片隅に」の一場面(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
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興行収入が3億円を突破した「この世界の片隅に」の一場面(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

 こうの史代さんのマンガが原作の劇場版アニメ「この世界の片隅に」(片渕須直監督)が12日の公開から16日間で興行収入が3億円を突破したことが分かった。観客動員は22万人を突破し、82館という小規模公開の作品としては異例のヒットを記録している。

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 26、27日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、同作の週末の興行収入は約6494万9000円、動員は約4万4000人で、6位にランクインした。前週の10位からランクアップし、興行収入は前週比114%となった。

 「この世界の片隅に」は、「漫画アクション」(双葉社)で連載され、2009年に「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞を受賞したマンガ。戦時中、広島・呉に嫁いだ18歳のすずの生活が、戦争の激化によって崩れていく様子が描かれた。劇場版は、女優ののんさん(能年玲奈から改名)がすずの声優を務めていることも話題になっている。

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