紅白リハ：V6井ノ原が感謝「SMAPがいなかったら昨年司会できなかった」

　人気グループ「V6」が29日、東京・渋谷のNHKホールで行われている「第67回NHK紅白歌合戦」のリハーサル会場で会見。井ノ原快彦さんが31日で解散するSMAPについてコメントした。井ノ原さんは「去年は初めて司会をやらせていただいて、SMAPがいなかったら、僕はできなかったと個人的には思っています。裏で（司会経験者の）中居（正広）君に『ここまで最高だぞ。こんなにできると思っていなかった』って盛り上げてくれたんで」と昨年を振り返って感謝し、「結成当時から僕は背中を追いかけているので。まあ、（解散は）あの方々が決めたことは真正面から受け止めようと思っています。本当にありがとうの一言しかない」とコメントした。

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　また、「僕らはSMAPがいなかったらないと思う。ここまで道を作ってくださって」と続け、さらに「『SMAP×SMAP』を見ていて、皆さんも気づいたと思いますけど、東日本大震災（の義援金募集）を本当に最後までやっていたんですよ。それだけでも大変なのに、最後まで皆さんのことを心配していた。その精神を受け継いでいかないといけない。僕らもどこまでできるか分からないけど、そこはしっかりとしたい。これからも個人個人の付き合いは続けていくつもりなので、見守っていてほしいです」と語った。

　今年の紅白歌合戦のテーマは「夢を歌おう」で、女優の有村架純さんが紅組、人気グループ「嵐」の相葉雅紀さんが白組の司会で、総合司会はNHKの武田真一アナウンサーが担当。紅組のトリを石川さゆりさん、大トリを嵐が務める。昨年に引き続き、歴代最長タイの午後7時15分～同11時45分（途中、5分間ニュースで中断）で放送される。